| 2010年2月23日号 |
仙北市定例市議会
一般会計6%減で171億円
田沢湖病院に新副院長就任
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仙北市の2月定例議会が始まった。 会期を3月12日までの24日間とし、 審議に入った。 就任後、 初の予算編成となった門脇光浩市長は 「選挙で市民の皆さんと約束したマニフェストを着実に実行するため職員と一丸になって取り組み、 市民目線で効率的かつ効果的な行政運営をする」 と誓った。
一般会計当初予算の総額は171億6千100万円。 前年度より10億9千300万円、 率にして6%減にした。 木質バイオマス施設の建設事業が終わったのと、 神代小学校建設事業、 地域活力基盤創造交付金事業など大型事業が減少したのが要因。
提出議案は条例関係13件、 当初予算関係20件、 補正予選関係13件、 その他12件の合計58件。 最終日に欠員中の教育委員人事案件を追加提出する。
門脇市長は 「多彩な経済活動を産み支え、 子ども達の夢がかない高齢者の笑顔あふれる仙北市を目指し全力を注ぎたい」 と基本方針を述べた。
そして、 「自治経営は主権者である市民の力を信じることから始まるとの信念の下、 3つの事項に取り組んでいく」 と提言。
第一として医療・福祉、 防災の強化で市民生活を守るため、 医療再生に向けた環境づくりを掲げた。
第二は産業の育成と雇用拡大での所得の向上。 食品産業群の育成、 マーケット開拓、 そしてこれらをプロデュースする総合産業研究所を開設。 観光業では角館と田沢湖を統一ブランドに育て、 国内はもとよりアジア地域も商圏ターゲットに加えた。
そして、 角館や田沢湖畔、 乳頭、 田沢湖高原、 玉川、 水沢などの温泉群を観光産業拠点特別区とし再整備を図る。
第三は子育て環境の整備と教育の充実、 スポーツ振興を加えた 「次世代の人材育成」。 安心して子どもを産み育てることのできる環境づくりをトータルで実施する。
財政改革では 「最小の経費で最大の効果を挙げる」 と掲げた。 歳入確保のため産業振興に伴う担税力の向上、 住宅着工を促進する独自支援策、 魅力ある温泉づくりを通しての入湯税の増収、 市有財産の売却で収入増を目指す。
一般会計の歳入は市民税が前年度より8千21万円少ない25億8千187万円で、 3%減。 景気の低迷で観光客、 入湯税の減少などを加味した。
普通交付税は7%増の81億3千万円、 臨時財政対策債53.3%増の11億5千万円で、 財政調整基金の取り崩しは見送った。
歳出の主なものは、 公約に掲げた政策を実施するための新規事業が76項目で7億6千498万円。 西明寺中学校のグラウンド整備事業に2億745万円、 地域活力基盤創造交付金事業費1億8千306万円、 神代小学校解体及び外構事業費1億2千885万円など。
条例関係では▽市の物品調達、 業務委託等は市内事業者への発注▽角館の武家屋敷通りにある旧石黒家を 「かくのだて歴史塾」 とし歴史や伝統文化を学ぶ拠点施設に―など。
秋田内陸線鉄道の持続的運行として鉄道施設の大規模改修に着手するため、 県、 北秋田市、 仙北市、 会社の4者で新たな合意に基づき役割分担を明確化し、 内陸線の活性化に取り組むことにした。
懸案の市立角館総合病院は基本構想の策定作業中で、 新年度で建設候補地の選定について検討を進めることにした。
また、 市立田沢湖病院の副院長退職に伴い、 常勤医師2人になったことから門脇市長は 「秋田市内の呼吸器科の病院勤務医を常勤医として迎えることにした。 すでに承諾を得、 4月1日から副院長として採用する。 新しい体制でスタートする一方、 今後も医師確保に努力する」 と述べた。
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