| 2010年7月13日号 |
参院秋田選挙区 石井氏、大差で初当選
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11日、 投開票が行われた第22回参議院議員通常選挙。 秋田選挙区は自民党新人の石井浩郎氏(46)が初当選した。 元プロ野球選手として知名度の高い石井氏が、 大差で二期目を目指した民主党現職の鈴木陽悦氏(61)を下した。 石井氏は 「スポーツ振興で秋田を元気にしたい」 と当選の喜びを語った。
投票が終わった同日午後8時。 テレビ中継で、 いち早く石井氏の当確が出た。
出口調査などを下に発表したもので、 秋田市内のホテルに陣取っていた石井氏は拍手の中、 事務所入りした。
石井氏は 「選挙期間中、 多くのお年寄りから孫達の世代が心配だ。 孫達のために頑張ってほしいと言われた。 そうした声にこたえるためにも新しい自民党をアピールしていきたい」 と述べ、 事務所内は万歳三唱でわきかえった。
今回の参院選には石井氏、 鈴木氏、 そして共産党公認の藤田和久氏(61)の3人が立候補した。 しかし、 石井氏と鈴木氏の事実上の一騎打ちになった。
過去、 2回の参院選で連敗した自民党。 9年ぶりに議席奪還を目指し白羽の矢を立てたのが石井氏だった。
今年2月、 自民党県連から出馬要請を受けた石井氏。 都内でもつ鍋店を経営していただけに、 企業人として 「政治とカネ」 問題で揺れる民主党に憤りを感じていた、 と言う。
出馬を承諾後、 県内各地で小規模集会を連日開いた。 そして有権者から生の声を聞くとともに、 意見交換を続けた。 高齢者からは医師不足に伴う医療問題、 そして若者からは 「働く場のない秋田をどうにかしてほしい」 など切実な声が寄せられた。
こうした問題に真正面から取り組むことを約束した石井氏。 選挙期間中は行き先々で 「私を育んでくれた秋田に感謝し、 政治家として日本と秋田をまもる」 と強調。 そしてプロ野球選手として培ってきた人脈を生かし、 企業誘致に取り組むことを訴えた。
二期目を目指した鈴木氏。 前回は無所属で出馬し、 民主や社民、 連合の推薦を受けた。 今回は民主の公認候補として立候補した。
元アナウンサーで現職の強みを生かし6年間の議員活動を訴えたものの、 有権者の中には 「活動の内容がよく見えない」 と言った意見も。
こうした声を払拭するかのように参院経済産業委員会理事としての国会活動をアピールしながら遊説したものの、 有権者には届かなかった。
共産党の藤田氏は 「消費税増税、 阻止」 を掲げ、 善戦した。
石 井 浩 郎 氏
昭和39年6月、 八郎潟町生れ。 早稲田大学を中退し、 プリンスホテルへ入社。 平成2年、 当時のプロ野球球団・近鉄バッファローズへ入団。 読売ジャイアンツ、 千葉ロッテなどを経て、 平成15年に日本テレビプロ野球解説者に。 翌年には西部ライオンズの二軍監督をした。 飲食店を経営するH・Iグループの取締役。
現役時代の打法は侍が刀を振りかざし、 切り込む姿に似ていることから人気を博した。 趣味は将棋で、 初段。
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