| 2010年7月27
日号 |
知事と県民の意見交換会
元気なムラ・地域づくり語る
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佐竹敬久知事と地域活動に取り組んでいる団体代表との意見交換会が23日、 大仙市仙北のまがり家 「みずほの家」 であった。 地域コミュニティの低下が叫ばれる今、 地域に根ざした活動を実践している団体の代表が今後の課題や県への要望などを話し合った。
出席したのは大仙市内小友の余目地域活性化対策いきいき会議協議会の加藤加一会長、 同市大沢郷の西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会の佐々木義実会長、 仙北市長野の平成縄綯塾の菅原誠晃塾長、 同市白岩の白岩プロジェクトSの下田三千雄代表、 美郷町地域づくりマスター会の会員でデザイナーの渋谷和之さんの5人。
県側からは仙北地域振興局の保坂進局長が同席した。
交換会のテーマは 「仙北の元気なムラづくり・地域づくり」。 出席者がそれぞれ取り組んでいる事業内容を説明した。
余目いきいき協議会は4つの集落がまとまり農産品の青空市場、 地区を流れる小川に生息するホタルを活用したホタル祭を実施。 ホタル祭には千葉市の商店街の役員や大学生を招き、 地域交流している事を報告した。
西仙北グリーン・ツーリズムは四季を通して西仙北の魅力を発信。 農業体験ツアーの実績を語った。
縄綯塾の菅原塾長は、 稲作文化に欠かすことが出来なかった縄を通して地域活動を展開。 角館温泉 「花葉館」 に工房を開設し、 全国縄綯大会を開いていることを紹介した。
白岩プロジェクトSは地域おこしの起爆剤として地元に伝わる民謡の 「ひでこ節」 に着目。 この唄が若い娘を題材にしていることから、 「こまち」、 「おばこ」 に次ぐ秋田三大美人に 「ひでこ」 を提案。 関連として山菜のヒデコにも着目し、 活動している。
美郷町のマイスター会は平成の合併を機に誕生したグループ。 渋谷さんは昨年の春まで東京でデザインの仕事をしていたが、 10年ぶりに帰郷。 今回の意見交換会では自身の仕事を通しての地域づくりについて語った。
5氏の話を聴いた佐竹知事は 「今までのような右肩上がりの経済社会ではない時代になった。 こうした状況を認識し、 あらゆることに工夫を施し、 地域で生きていかなければならない」 と言い、 「自然との調和を大事にし、 琴線に触れる社会が求められている」。
「県でも秋田の原風景を大切にし、 地域の活性化を推し進めている。 皆さんのように第一線で活躍している人から話を聞くことで課題も見えてくる」 と述べた。
出席者からは 「ない物ねだりではなく、 地域に何があるかを見つけ出す。 意外と宝が眠っている」 と言い、 縄や山菜が良い例とした。
「県内の大学と連携し、 学生からアイデアをもらおうとする動きもある。 しかし、 どうも救いだけを求めてしまう傾向がある」 と反省の声も。 そして経済的な面での苦悩、 後継者問題を挙げた。
こうした事柄に対し佐竹知事は、 「行政は 『カネを出すところ』 との意識が強い気がする。 地域と行政は仲間で、 互いに手を携え、 より豊かな社会を目指したいものだ」 と述べた。
それを受け、 「活動を通して地域の良さが見えてきた。 経済的効果を上げる工夫も必要。 知恵を出し、 住みよい地域づくりを目指したい」 との声もあった。
デザイナーの渋谷さんはB級グルメとして脚光を浴びる横手焼きソバからの依頼でパンフレットを作成。 アイデアにとんだ作品を披露した。
また、 白岩の下田会長は 「ひでこ」 をイメージした美少女イラストを手に、 「山菜のヒデコとトンビマイタケで地域おこしを軌道に乗せたい」 と意気込みを語った。
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