2017年2月16日号
当初予算案は462億2100万円
大仙市が概要を説明

photo  大仙市は13日、市議会全員協議会を開き平成29年度当初予算案を発表し、概要を説明した。一般会計当初予算は462億2100万円で前年度に比較して6億2670万円、率にして1・4%増。広域消防本部改築事業費、かわ舟の里角間川改築事業関連予算を計上しているため増額したが、両予算を除くと前年比15億9555万8千円、3・5%の減の439億9874万2000円。特別会計、企業会計を合わせた市の予算総額は693億7872万3000円となる。

 職務代理者の久米正雄副市長は「継続の重点事業や事務的経費を中心としたものとなっているが、新たな政策経費は市長選後に補正予算を組み肉付けしていきたい。歳入に見合った歳出になるよう選択と集中による事業構築に努め健全かつ持続可能な財政基盤の維持を図りながら予算を編成した」と話した。
 重点施策として配分された予算は、「少子化・人口減少対策」として、子育て関係に23億7900万円、教育関係に6億4900万円、「大仙らしさの活用」として農業振興に21億1300万円、花火産業構想に6億2900万円、「地域の人づくり」として地域振興に2億9200万円、「だいせんライフの確立と発信」として定住・雇用・地域医療に9億2600万円、「地域防災力の向上と都市基盤の整備」として、安全安心対策に21億5800万円、都市基盤に4億4200万円となっている。
 主な事業は次の通り。
 ▽アーカイブズ関連経費=特定歴史公文書等の適切な保存を図り、行政が敵生活効果的に運営されるようにする。1228万9千円。
 ▽消防施設・施設整備費=消防団が万全の体制で対応できるよう消防施設・資機材を更新・整備。5816万6千円。
 ▽コミュニティFM関連経費=これまで整備した送信所5ヵ所からの電波が届かない地域に中継局を整備し受信エリアの拡大を図る。5575万5千円。
 ▽むすび・サポート事業費=少子化対策の一環として、地域の応援者との協働により出会い・結婚支援を実施することで当事者への複合的サポートの充実を図るとともに、地域全体で応援する気運を高め婚姻数増加に繋げる。182万2千円。
 ▽移住・定住推進事業費=首都圏等からの移住者を呼び込むため、市の魅力発信や地元を離れた人が戻ってきたくなる施策など各種取り組みを推進。963万6千円。
 ▽花火伝統文化継承事業費=花火に関する資料収集及び保存を行い、将来にわたる貴重な文化的財産として後世に確実に継承することで、花火文化のさらなる発展と花火伝統文化の継承による地域振興を図る。667万1千円。
 ▽(仮称)花火伝統文化継承資料館等整備事業費=既存生涯学習施設の改築と組み合わせた花火伝統文化継承資料館を新設するとともに、市産業展示館を本施設と一体の施設として改修を行い「大曲の花火」発祥の地である当エリアを花火文化の継承・発信の拠点として総合的に整備する。平成30年8月開館予定。5億1323万6千円。
 ▽医療給付扶助費=し独自拡大分として乳幼児・小学生・中学生助成の所得制限額の緩和や指定医療等の医療費自己負担分への助成を継続し、対象者とその家族の心身の健康保持や生活安定、子育てしやすい環境づくりの推進を図る。6億9362万8千円。
 ▽墓地公園整備事業費(大曲墓園)=旧斎場跡地を活用しながら、需要の推移に合わせて墓地区画を段階的に増設する。また安らぎのある空間を目指し、駐車場の整備や休憩所と公衆トイレの設置、園路の拡幅など一体的な整備を行う。3190万8千円。
 ▽一般廃棄物最終処分場廃止事業費=市内7ヵ所の一般廃棄物最終処分場の廃止に向けて、廃棄物の処理、清掃に関する法律等に規程されている基準を満たし、周辺環境の保全に配慮した閉鎖整備を実施。4825万4千円。
 ▽子ども・若者育成支援事業費=社会生活を営む上で困難を有する子ども・若者を総合的に支援する枠組みを構築。相談や助言など解決に繋げるための支援を行う。1164万3千円。
 ▽保育士確保推進事業費=新たに市内の保育所等に勤務する保育士(常勤の臨時職員)を対象として支給していた現行5万円の就労奨励金を10万円に拡充。1841万9千円。
 ▽周年いちご栽培支援事業費=冬期農業の実践(いちご栽培に必要)機械・施設等の導入を総合的に支援し、農業収入の確保や雇用の創出等により活力ある地域農業の展開を目指す。9421万3千円。
 ▽人材獲得応援事業費=市内企業の多様な人材が活躍できる職場環境の充実や福祉厚生を強化することで働く人にとって魅力ある企業を増やし、地元企業の人材獲得と若者の定住促進を図る。600万円。
 ▽市道敷地対策費=市道敷地の権利の明確化を図る。2254万5千円。
 ▽大曲中学校水泳プール改築事業=老朽化した水泳プールを改築。プール水を飲料水に活用できる設備を整備し、災害時にも備える。683万8千円。
 ▽「第二楽章」男鹿和雄展開催事業=大仙市出身でスタジオジブリ美術監督・挿絵画家の男鹿和雄氏が自らの絵筆で生み出した数々の作品を通じ、平和へのメッセージを伝える同展を開催。106万円。
 ▽角間川・川のまち歴史交流の杜整備事業=東北地方を代表する雄物川避舟運の歴史を伝える「角間川の旧家群」を活用し、地域の歴史と交流をキーワードとした地域活性化拠点エリアを整備する。7397万2千円。



※写真は
「概要説明する久米副市長」
詳しくは2017年2月16日(木)号をご覧下さい。
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