2017年3月11日号
魅力を子ども達に
わら文化交流の集い

photo  美郷町の「わらの文化」交流の集いが4日、町屋内スポーツ館で開催された。町内外から約150人が来場し、講演やわら筆作りなどを通じて伝承の在り方を考えた。
 集いは失われつつある「わら文化」の伝承と「わら細工」の保存、歴史文化・生活工芸文化を通じた各地域との交流を通じ、郷土愛を醸成すると共に地域情報を発信することがねらい。

 主催者を代表して松田知己町長が「若い人がわら文化、わら細工についてデジャブーを感じることが次世代に繋ぐために必要。そのデジャブーを感じるためには体験や見た記憶が重要となる。みなさんにはわら文化が持つ意味合いと大切さを後世に伝わるよう力添えをお願いしたい」とあいさつした。
 続いて、わら研究者の第一人者で千葉大学の宮崎清名誉教授が「わらはお米の親だもの―わらからのメッセージ」と題して講演した。
photo  講演で「藁という漢字は、下から読むと『木と同じくらい価値のある高い草』と読める。日本人の心が見えてくる」と宮崎名誉教授。わらを編む技術は稲作伝来前の縄文時代にアケビのつるなどを編んでいた技術が基になっていると説明し「日本人の生活にわら文化が行き届くようになった」と述べた。
 わら文化を知る人の高齢化が進み失われつつあることにもふれ、子ども達にその魅力を伝えることの大切さも訴えた。
 青森県つがる市の稲垣「藁の会」、JA庄内たがわ藤島支所藁工芸部会、美郷わらの会による事例発表もあり、地域に伝わるわら細工などを紹介したりした。
 わら筆作り体験もあった。「みご」と呼ばれるわらの芯を束ね、思い思いに作り上げた。
 会場ではわらで作られたティッシュケース、鍋敷き、草履などの販売やわら細工の展示コーナーも設けられた。

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※写真は
「あいさつする松田町長」
「講演する宮崎名誉教授」
「わら細工などの販売コーナ」
「展示コーナーも」
詳しくは2017年3月11日(金)号をご覧下さい。
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