2017年5月9日号
信頼される施設に
大仙市アーカイブズ開館

photo  大仙市は3日、東北地方の市町村で初めて独立した施設の公文書館「大仙市アーカイブズ」を開館した。市が保管する各種公文書のほか、旧家に残る地域の史料を最大27万点収蔵できる施設で、歴史を後世に伝えていく。

 市は平成19年、太田町史編さん事業(平成14〜18年)に関わった市民から市長に対し「将来の子ども達のためにアーカイブズを設置してほしい」と公文書館設置の提案を受け、総事業費約3億5000万円を投入。同市強首の旧「双葉小学校」を改修して10年がかりで実現させた。
 同館の延べ床面積は約4464平方b。かつての体育館を改装した大書庫には約19万点を収蔵できる。資料の劣化を防ぐため、窓に紫外線を通さない特殊なシートを張ったほか、湿度を一定に保つ装置も取り付けている。
 校舎1階部分が閲覧室、2階部分は古文書や地域資料を保存するエリアで、江戸時代の資料など特に管理が難しいものを保存する特別貴重書庫などがある。
photo photo  古文書は東北三大地主の1つと言われた池田家(同市高梨)の所蔵資料などを保存、公開する方針。これらの文書には日記や書簡などもあり、新しい史実の解明が期待される。
 開館式には地元市民や関係者ら約120人が出席。老松博行市長は式辞で「古くとも整理された貴重な資料は新しい情報となり、環境の整ったこの施設で大切に正しく次の時代にリレーされていく。今後ますます機能を充実させ、市民に信頼される施設になるよう努めていく」と述べた。
 その後、老松市長や国立公文書館の加藤丈夫館長、御法川信英衆議院議員ら10人がテープカットをして開館を祝った。
 同館では開館を記念して31日まで、校舎1階部分の展示室で大正時代の池田家の地主経営に関する史料などを展示する企画展を開いている。
 開館時間は午前9時〜午後5時(資料請求は午後4時半まで)。問い合わせは市アーカイブズ(TEL0187-77-2004)へ。

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※写真は
「式辞を述べる老松市長」
「関係者がテープカット」
「開館した大仙市アーカイブズ」
「19万点を収蔵できる大書庫」
「校舎1階部分の閲覧室」
「企画展が行われている展示室」
詳しくは2017年5月9日(火)号をご覧下さい。
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