2017年5月23日号
学生も授業を作り上げる
大曲4ロータリークラブ記念事業 国際教養大学学長鈴木典比古さんが講演

photo  2016―2017国際ロータリー第2540地区の大曲、大曲南、大曲中央、大曲仙北の大曲4ロータリークラブ合同ロータリーデー記念事業「鈴木典比古講演会」が20日、大曲市民会館小ホールで開催された。国際教養大学学長の鈴木典比古さんが「世界に通用するリベラルアーツ教育を目指して」と題し講演し、約210人が聴講した。

 開会に先立ち、大曲ロータリークラブの伊藤辰郎会長は「当県は人口減少と高齢化が進んでおり、経済、文化、教育等の分野で深刻な影響を被っている。このような状況を打開するには志を持った若い力に期待するしかない。本日は今、日本で最も注目されている大学の学長様に講演を頂きますので皆様よろしくお願いします」とあいさつした。
 「リベラルアーツ」とは様々な学問領域を自由に、そして積極的に学ぶことを指す。
 講演で鈴木さんは「先生と学生との間、または学生と学生との間でディスカッション、対話を繰り返しながら授業を行っていくのが私達の大学のやり方。これがリベラルアーツ教育における原型」と話し、「すなわち先生がリードし、学生が従うだけではなく学生も授業を作り上げるという役割と責任、自由さがあるということ」と説明した。
photo  大学通信が2016に発表した卓越する大学ランキングについても触れ「『グローバル教育に力を入れている大学』、『小規模だが評価できる大学』で1位を獲得したほか、『教育力が高い大学』、『入学後、生徒を伸ばしてくれる大学』においても4位と高い評価をされている」と述べた。
 その後、大学の取り組みについて、入学から卒業まで学生がどういった成長をしたかを調査する「国際ベンチマーキング」、「世界基準カリキュラムの提供」、「日本の英語教育を改革」、学生寮を生活寮から教育寮に転換する「テーマ別ハウス群」の4つを挙げ、「一見不便な田舎の地にありながら、やっていることは非常に世界的で日本の他の大学の追随を許さない内容の教育を行っている」と講演を締めくくった。
 講演後には質疑応答の時間が設けられ、来場した高校生から「私達高校生が先生と理解を深め合うために何が出来るのか?」と質問が挙がり、鈴木さんは「予習をしていくことが1番大事。個人的な意見だが高校でも授業の内容や進め方を指す計画書『シラバス』を取り入れ、学生が自分で予習をして、クラスでは先生と一緒に『今日はこれをやりましょう』といった感じに授業を運営することが大切だと思う」と答えていた。

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※写真は
「あいさつする伊藤会長」
「講演する鈴木さん」
「講話に聞き入る参加者」
「大学の取り組みを紹介」
「質疑する来場者」
詳しくは2017年5月23日(火)号をご覧下さい。
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