2017年5月25日号
一人で悩まずに
すくすくセミナー

photo  社会福祉法人 大曲保育会(中村和樹理事長)が運営する子育て支援センター「すくすく」の「すくすくセミナー」が17日、大仙市福祉会館で開催された。0‐5歳児の子育て中の親や関係者55人が参加し、子育ての悩みを一緒に考えた。

 主催者を代表して中村理事長はあいさつで「子どもを育てていくときに常に発達段階に応じてその場その場の対応をしていくのではなく、親として期待する育てたい人間像をしっかり持ってもらうのが良いのではないかということで、それを色々考える機会を提供していこうとセミナーを計画した」と述べた。
 セミナーの講師は秋田大学の佐々木久長准教授。テーマは「子育ての悩みを一緒に考えてみませんか?」。
 「悩みは暴走し止らなくなる。上手な悩み方は『誰かと一緒に悩む』こと。まずは悩んでいることに気付いてもらうのが大事」と佐々木准教授。「『自分のことをわかってくれる人がいる』と思えることが健康で心豊かな人生に必要なこと。この人にわかって欲しいとこだわり、えり好みすると幸せにはなれない」と話した。
 理想と現実の差で生じる悩み。「子どもに『こうであって欲しい』と望んでも実際には思い通りにならないことが多いと思いませんか。悩まないコツは理想を持たず期待しないこと」とアドバイスした。
photo  「子どもイコール自分だと勘違いしていないか。期待は裏切られる。そうすると私達はカーっとする。怒りが危険。怒りを感じたときに相手を攻撃してしまう。虐待に繋がったり、子どもに対してよそよそしくなってしまう。子どもと自分は違うということを覚えておいてもらいたい」と述べた。
 また「大人も自分の人生を歩んでいる。心豊かな子育ては、子育てをしながら自分の悩みにも向き合えることが理想」と話した。
 最後に参加者から「3歳の子どもが保育園に行くようになった。私も仕事に行くようになった。ずっと3年間いたが急に離れ、泣きながら保育園に入っている。寂しいと言われても答えてあげられない状況。短い時間の間で子どもに対してどうしたら気持ちが伝わるか」と質問があり、佐々木准教授は「とにかく子どもがいいというくらいハグしてあげる。その子しか見ない時間を大切にする。ただ子どもと親が常にべったりとしていないといけないという雰囲気があるとつらい。子どもといるときも仕事に行くときもルンルンする。一緒にいるときだけ幸せだったら離れられない」とアドバイスを送っていた。


※写真は
「あいさつする中村理事長」
「講話する佐々木准教授」
詳しくは2017年5月25日(木)号をご覧下さい。
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