2017年6月27日号
児童の願い乗せ
大曲小の鹿島流し

photo  大曲小学校(藤本竜伸校長)の伝統行事「鹿島流し」が23日、丸子川で行われた。子ども達の健やかな成長を願い毎年行っているもので、武者人形を乗せた鹿島舟はゆったりと旅立った。
 同校の鹿島流しは、子ども達の成長を願うほかに武者人形に厄災を持って行ってもらい、五穀豊穣や悪霊退散、家内安全などを祈願する地元の民俗行事として伝えられている。「鹿島さん」の愛称で親しまれ、昭和39年から3年生が受け継いでいる。今回が54回目。

 全校児童が縦割り活動で馬にまたがった武者人形を約200体作った。顔は紙粘土で、鎧や兜は厚紙で出来ている。舟体は赤、青、黄の3色からなり、短冊には願い事が描かれている。
photo  同校体育館で行われた「出で立ちの式」には全校生徒が参加、全員で旅立ちの安全を願った。
 全校群読を体育館いっぱいに響かせたほか、代表児童らが「ホームランをたくさん打てる野球選手になりたい。夢を叶えるためどんなことも途中で諦めず頑張っていきたい」、「毎日歯をていねいに磨いてきれいにしている。これからも続けて歯がきれいな立派な歯医者さんになりたい。そして大曲小学校の全員の願いを叶えて下さい」など発表した。
 3年生以外の児童の声援を受け出発した鹿島舟。3年生120人と保護者の手によって市内本通りを北上して丸子川へ向かった。
 ほら貝の音と子ども達の元気な声な「わっしょい、わっしょい」の声を聞きつけた地域住民は沿道に立ち、拍手で激励した。
 舟は親の手で川の中心部へと運ばれた。その間、子ども達は川岸で「鹿島音頭」を合唱した。
 川の流れに乗ってゆっくりと旅立つ鹿島舟。一段と鹿島音頭の歌声が高くなり、歓声とともに舟は大海を目指した。

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※写真は
「学校で行われた出で立ちの式」
「子ども達手づくりの鹿島様」
「沿道を練り歩く子ども達と鹿島舟」
「願い事を乗せ旅立つ」
詳しくは2017年6月27日(火)号をご覧下さい。
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