2017年7月25日号
雄物川が氾濫
大雨で各地大混乱

photo  活発な前線の影響で22日未明から降り続けた雨は、秋田県内で記録的な大雨となった。雄物川上流の大仙市では氾濫が発生し、各地で住宅や田畑が浸水したほか、土砂災害も発生。集落で孤立が出るなど、多くの被害が出ている。
 気象庁によると、県内の11ヵ所の観測地点で23日までの24時間降水量が観測史上最大を記録。秋田市雄和348_、横手市311_、仙北市桧木内287.5_、大仙市大曲242_だった。

 大仙市は大雨による土砂災害などに対応するため22日午後7時45分、老松博行市長を本部長とする災害対策本部を設置した。
 大曲の福部内川の水量が22日午後9時、氾濫危険水域を超えたため大曲福見町(17世帯)に避難指示を発令。23日午前2時50分には中良野橋の右岸から水が溢れ氾濫した。
 国土交通省は雄物川も23日午前9時から正午過ぎにかけて大仙市内の3ヵ所で氾濫が発生したと発表した。
 これにより各地は道路の境目が分からなくなるほど茶色い水で埋め尽くされ、大混乱となった。
 市によると、道路の冠水は61ヵ所にのぼり、法面が崩れた場所も19ヵ所あった。
photo  床上浸水は神岡5件、協和60件、仙北1件の計66件。床下浸水は神岡75件、西仙北25件、中仙1件、協和72件、仙北1件、太田1件の計175件。
 道路の冠水や橋の崩落などで大曲、南外、西仙北、協和の26集落で孤立した場所もあった。
 23日午後0時20分ごろには、大曲福見町でJR奥羽線の線路の下の道路を通過しようとした乗用車がたまった水にはまり動けなくなった。運転していた70代の男性が自力で脱出した。
 「大曲の花火」会場となっている雄物川河川敷や玉川などは濁流となり、心配そうに見つめる市民の姿も見られた。
 大曲花火大橋右岸の法面が崩れ、補修作業も行われた。
 雄物川に近い神宮寺地区の住宅では、川から水が溢れたため、家の玄関の前に土嚢を積んだ。

photo photo photo










※写真は
「川から溢れた水が勢いよく流れる(神宮寺)」
「氾濫する福部内川(中良野付近)」
「冠水した北都銀行大曲支店付近」
「崩れた法面を補修」
「茶色く濁った玉川」
詳しくは2017年7月25日(火)号をご覧下さい。
ニュースバックナンバー



copyright (c)2005 AKITA MINPOU-SYA All Rights Reserved
このサイトに関するご意見ご感想は、minpo@camel.plala.or.jpまで