2017年8月24日号
第91回全国花火競技大会「大曲の花火」
花火師27人が頂点目指す

photo  第91回全国花火競技大会「大曲の花火」が26日、大仙市の大曲花火大橋下流の雄物川河畔で開催される。仙北新報社(現・秋田民報社)の主催で明治43年に「奥羽六県煙火共進会」として始まり、戦時中に一時中断などがあったものの、花火師と地元の人々の情熱、郷土愛、そして花火を愛してやまない全国から集まる観覧者に支えられ、今年で107周年を迎える。

 質・規模、そして花火を打ち揚げる環境から日本一≠フ折り紙付の「大曲の花火」。内閣総理大臣賞をはじめ、経済産業大臣賞、中小企業長官賞、文部科学大臣賞などが贈られ花火師自らが会場に乗り込み、名誉をかけ花火を打ち揚げる大会としても有名だ。
 今年は5年に1度の業者入れ替えがあり、響屋大曲煙火株式会社など地元4社を含む全国から27社が参加する。選び抜かれた一流花火師たちが創意工夫を凝らした色とりどりの花火で競い合う。
 姫神山を背景に地響きのような「音」と燦然と夜空に輝く「光」の競演は、広大な河川敷を埋め尽くす観客の心を掴んで離さない。過去にはベルリンやハンガリーなど海外でも打ち揚げを行い、世界的にも名を轟かせた。
 毎年「これぞ大曲の花火!」と地元のみならず、全国から訪れる観客を魅了してやまない大会提供花火。今年のテーマは「生命のまつり」。大会提供花火について小松忠信副会頭は「秋田の伝統的なまつりの雰囲気を醸し出す打ち揚げ演出を予定している。壮大な創造花火を演出しようというコンセプト。地元の若手花火師に自由に演出してもらうパートなど4つに分かれている」と話した。
 大会は午後5時半からの昼花火に始まり、同6時50分に大会開始号砲大雷で夜花火がスタート。7時5分に競技開始となる。
 競技の合間には前回内閣総理大臣賞を受賞した野村花火工業株式会社(茨城県)による特別プログラム「美しき世界」もある。
 フィナーレでは恒例の特大スターマイン10号割物30連発も打ち揚げられる。
 今年の大会テーマは、これまでのテーマを継承した「行雲流水」。これまでの伝統を礎に、新たな「大曲の花火」の世界観を創り上げていくための契機となる大会にしたいとの思いが込められている。
 花火の街として今春、第16回「国際花火シンポジウム」が開催された大仙市。日本最高峰の花火大会である「大曲の花火」にさらに期待が高まる。


※写真は
「2016年大会提供」
詳しくは2017年8月24日(木)号をご覧下さい。
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