2018年2月8日号
支援内容を発表
介護フォーラム

photo  大曲仙北地域密着型介護事業者連絡会(長澤典雄会長)の介護フォーラムが6日、グランドパレス川端で開催された。ペアーレ大仙センター長の毛利博信さんによる講演のほか、5事業所の職員が介護活動の取り組みなどを発表したもので、会員や介護サービス関係者ら約90人が聴講した。
 はじめに長澤会長は「報告会では家族の思いや利用者の気持ち、事業所、スタッフとしての心意気を発表して頂く。今日のフォーラムでは介護という仕事を通し、様々な事案に対してより良い介護に結びつけてもらいたい」とあいさつした。

 講演のテーマは「大切なもの」。毛利さんは角館小学校、平和中学校、大曲小学校で校長を務めていた体験などを基に自身が考える大切なものを発表。「いつも『笑顔』で、『やさしさ』を忘れず、『できる理由を探し』続け、互いに『励まし合う』という4つが大切なこと。そして、チャンスはいつもピンチの顔でやってくる。力を合わせてピンチをチャンスに変えて前へと進んでいってもらいたい」と参加者へ呼びかけた。
photo  続いて行われた報告会で発表したのはグループホームやまゆりの家、あったか荘、すまいる中仙、デイサービスあんり、サテライト型小規模多機能型居宅介護ケアサポート神岡の5事業所。
 その中であんりは機能訓練指導員の菊地ひとみさんが発表した。テーマは「機能訓練の必要性」。
 対象は加齢黄斑変性症と右緑内障、高血圧症で要介護4の80代男性。男性は両目が見えなくなって寝たきりの状態であり、下肢筋力低下で歩けなくなっていた。
 機能訓練ではニューステップ(負荷値1〜10)、ヒップアブダクション(同1〜8)、レッグエクステンション(同1〜8)、レッグプレス(同1〜60)の4つのマシンを昨年8月から利用開始。現在は手引歩行や歩行器の使用、トイレでの排泄もできるようになったほか、座位時の下肢挙上、及びマシンの負荷値も上昇しており、確実に筋力向上が認められている。
 菊地さんは「短期間で寝たきりから歩行可能になるまで生活機能の回復ができた。今回のようなケースはそう多くないが、他の利用者も機能訓練を継続し、小さな変化を積み重ねることで現在の生活を維持し、住み慣れた地域で家族と共に暮らしていけるよう支援していきたい」と語った。
 そのほかの発表者は利用者の思いの実現に向けた取り組みや災害時の対応などについて報告。会員らからはより良い介護に繋げようと様々な質問や意見が挙がっていた。


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 ※写真は
「あいさつする長澤会長」
「講演する毛利さん」
「事業所による発表」
「聴講する参加者」
詳しくは2018年2月8日(木)号をご覧下さい。
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