2018年2月13日号
川面に13本
雄物川を渡る

photo  大仙市花館地区の「川を渡るぼんでん」が11日、雄物川の旧船渡場で行われた。地区内の10町内と大仙市役所、大曲消防署、株式会社丸茂組のぼんでん計13本が雄物川を渡り、対岸にそびえる伊豆山の山頂にある伊豆山神社へと奉納された。
 花館地区のぼんでんは江戸時代以前から続く小正月行事。家内安全や町内安全、五穀豊穣を祈願し、ぼんでんを奉納するもので、数あるぼんでん行事の中でも川を渡るのは同地区だけとなっている。

 色とりどりのぼんでんは早朝の花火を合図に街に繰り出した。男衆はぼんでん唄を響かせ、家々や事業所を巡行。地区西側にある玉川橋近くの「一の鳥居」をくぐり、雄物川の旧渡船場を目指した。
photo photo  旧渡船場には雪舞台が設けられ、奉納の安全を願う祈願祭が執り行われた。神主がぼんでん1本1本を祓い清めた後、町内や団体ごとにぼんでん唄を披露し、集まった見物人に餅やお菓子を捲いた。
 次々に集まったぼんでんは2本から3本ずつ川船に乗り、川を渡り始めた。ゆっくりと川岸を離れ、男衆は「ジョヤサー、ジョヤサー」と掛け声も勇ましく再びぼんでん唄を歌い、ぼんでんを突き上げた。
 その場面を見ようとカメラを手にした多くの見物人が川岸に集まり、川面に浮かぶ情景にシャッターを押していた。
 対岸に渡った男衆は標高約207bの伊豆山山頂にある神社へ勢いよく駆け上がりぼんでんを奉納した。
 旧渡船場では川船への体験乗船や同地区53年会による甘酒と蕎麦の振る舞いなどが行われたほか、花館小学校6年生の児童がペットボトルで作ったミニぼんでんを飾り、見物客を楽しませていた。

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 ※写真は
「雄物川を渡る」
「ぼんでん唄を披露」
「巡行する男衆」
「花館53年会による振舞い」
「会場に並ぶミニぼんでん」
詳しくは2018年2月13日(火)号をご覧下さい。
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