2018年5月22日号
雄物川再び氾濫
住家の床下浸水7件

photo  記録的な大雨に見舞われた19日、大仙市で雄物川が氾濫し、田畑や道路が冠水、各地で住家の浸水被害が発生した。  大仙市では協和峰吉川と寺館の両地区で午前3時ごろ、国土交通省湯沢河川国道事務所職員が巡回中に雄物川の氾濫を確認した。
 市は18日午後5時半、設置していた災害警戒対策部を最高レベルの災害対策本部に格上げし警戒に当たった。翌19日午前8時半と午後5時から災害対策本部会議を2度に渡り開き、関係者が被害状況などの情報を共有。老松博行市長は「被害に遭われた人、被害箇所への丁寧な対応を最優先に心がけてもらいたい」と指示を出した。

 災害対策本部の発表によると避難勧告は大曲、神岡、西仙北、協和、南外の34箇所、1741世帯4761人に出された。西仙北、協和、南外で36世帯113人が一時孤立したが19日午後7時2分の田代野4世帯10人を最後に全て解消された。
photo  住家は神岡、西仙北、協和、南外の計7棟で床下浸水した。非住家の計10棟が浸水被害を受けた。神岡と協和地域で1件ずつ床上浸水があった。
 道路被災は欠壊・陥没が協和3件、南外1件の計4件、法面・路肩崩壊が西仙北2件、協和4件の計6件となっている。
 市内では41路線が通行止めになった。21日午前9時15分現在も冠水した協和地域の市道南明谷地・西野線と市道南明谷地・小平沢線、陥没した南外地域の市道夏見沢線、法面崩落した太田地域の市道真木線の4路線が規制中。市道路河川課によると、22日には全て解消する見込みだという。
photo  水稲ほ場の冠水は、被害が多かった順に西仙北219・5f、協和145・5f、南外30f、神岡20・5f、大曲7fの計422・5f。このうち既に作付したほ場は24fあった。広範囲が茶色い水で覆われ農家からはため息が漏れた。
 雄物川の氾濫は昨年7、8月に続いて2年連続。再び冠水した神岡地域の中川原コミュニティ公園を眺めていた男性は「昨年の悪夢を思い出してしまった。最近は短時間で大雨が降り一気に川が増水するので怖い。いつでも避難できるよう日ごろから準備をしておきたい」と話した。
 国交省では昨夏の氾濫を受け、秋田市雄和から大仙市神宮寺の約27`の雄物川流域で築堤や堤防のかさ上げなどの工事を本年度から進める。19日に雄物川河川激甚災害対策特別緊急事業着工式を協和峰吉川で行う予定だったが中止となった。

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※写真は
「浸水した中川原コミュニティ公園」
「冠水し通行止めとなった道路(神岡地域)」
「被害状況などを確認する本部対策会議」
「丸子川も水かさが増す」
「増水した雄物川(大曲地域)」
詳しくは2018年5月22日(火)号をご覧下さい。
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