2018年6月5日号
優勝は倉田さんに
秋田おばこ節全国大会

photo  第30回秋田おばこ節全国大会が3日、大曲市民会館大ホールで開催された。県内外から115人が出場し、自慢ののどを競った。大賞の部では倉田珠衣さん(24)=大仙市太田町=が優勝した。
 民謡王国・秋田を語る上で、最も重要な唄「秋田おばこ節」。大会は民謡を通した地域文化の振興と発展、そして地域の活性化を図ることを目的に大仙市と実行委員会の主催で開催している。

 今年は大賞の部に63人、75歳以上の熟年の部に35人、中学生以下の年少の部に17人が出場。このうち大賞の部・決勝では予選を勝ち抜いた20人がハイレベルな歌合戦を展開し、のびのびとした唄声を響かせた。聴衆は唄い手一人ひとりの個性や声の伸びに聴き入り、唄い終わると大きな拍手を送った。
 審査員は公益財団法人日本民謡協会理事の佐々木實さんを審査員長に、県民謡協会理事長の王藤正蔵さん、上席師匠の二代目浅野梅若さんら5人が務めた。
 大賞の部で優勝した倉田さんには優勝旗や内閣総理大臣杯、知事杯、市長杯などが贈られた。吉川正一教育長らが贈呈すると倉田さんは「ありがとうございます」と深々と礼をした。
 優勝旗を手に倉田さんは再度秋田おばこ節を披露。高らかで情緒溢れる唄声を会場いっぱいに響かせた。
photo  倉田さんは第20回大会の年少の部で最優秀賞を受賞。昨年は大賞の部で3位に入賞している。「唄のイメージに合わせて明るく唄えるように心掛けた。名前を呼ばれると思っていなかったので優勝という結果にとても驚いている」と語った。
 全国大会のタイトルは今年4月の「秋田港の唄」に続いて2つ目。今後は他の全国大会にも挑戦したいと意気込んでおり、「民謡の大会は年配の出場者が多いが、今後は自分達が伝統を引継ぎ、更に多くの人に魅力を広めていけるような唄い手を目指したい」と話した。
 成績は次の通り。敬称略。
【大賞の部】
 ▽優勝=倉田珠衣(大仙市)
 ▽準優勝=冨岡久美子(大仙市)
 ▽3位=橋真理香(男鹿市)
【熟年の部】
 ▽優勝=川辺節子(秋田市)
 ▽優秀賞=斉藤きょう子(秋田市)
 ▽敢闘賞=中村清治(美郷町)
【年少の部】
 ▽最優秀賞=田口亜澄(潟上市)
 ▽優秀賞=伊藤泉美(男鹿市)、日戸楓乃(岩手県)


※写真は
「表彰状を受け取る倉田さん」
「優勝旗を手におばこ節を披露」
詳しくは2018年6月5日(火)号をご覧下さい。
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