2018年6月23日号
ゆったりと旅立つ
大曲小の鹿島流し

photo  大曲小学校(武藏優紀校長)の伝統行事「鹿島流し」が22日、丸子川で行われた。子ども達の健やかな成長を願い毎年行っているもので、武者人形を乗せた鹿島舟はゆったりと旅立った。
 同校の鹿島流しは子ども達の成長を願うほかに武者人形に厄災を持って行ってもらい、五穀豊穣や悪霊退散、家内安全などを祈願する地元の民俗行事として伝えられている。「鹿島様」の愛称で親しまれ、昭和39年から3年生が受け継いでいる。今回が55回目。

 全校児童が縦割り活動で班ごとに武者人形を約200体製作した。顔は紙粘土で、鎧や兜は厚紙でできている。舟体はピンク、青、黄の3色からなり、短冊には願い事が書かれている。
 同校体育館で行われた「出で立ちの式」には全校生徒が参加し、全員で旅立ちの安全を願った。
 全校群読を体育館いっぱいに響かせたほか、代表児童らが「街の安全を守る警察官になりたい。約束を守り、困っている友達がいたら優しく助けてあげたい」、「優しく、ピアノが上手な保育士になりたい。ピアノの練習と周りの友達に優しくしてあげられるようこれからも頑張りたい」などと発表した。
 3年生以外の児童の声援を受けて出発した鹿島舟。3年生109人と保護者の手によって市内本通りを北上して丸子川へ向かった。
 ほら貝の音と子ども達の元気な「わっしょい、わっしょい」の声を聞きつけた地域住民は沿道に立ち、拍手で激励した。
 舟は保護者の手で川の中心部へと運ばれた。その間に子ども達は川岸で「鹿島音頭」を合唱した。
 川の流れに乗ってゆったりと旅立つ鹿島舟。一段と鹿島音頭の歌声が高くなり、歓声とともに大海を目指した。

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※写真は
「願い事を乗せ旅立つ」
「学校で行われた出で立ちの式」
「沿道を練り歩く」
詳しくは2018年6月23日(土)号をご覧下さい。
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