2018年7月12日号
貴重な体験になった
工事現場でICT体験

photo  昨年7月の豪雨で甚大な浸水被害が発生した大仙市協和で10日、大曲工業高校土木・建築科土木コースの2年生17人が情報通信技術(ICT)を搭載した建設機械などを見学した。淀川の堤防整備に活用されている小型無人機ドローンやショベルカーの操作を体験した。
 見学会は高校生に工事現場の現状や最新の建築ICT機械に実際に触れてもらい、知識の習得と建設業に興味、関心を高めてもらい、担い手の確保に繋げようと、工事発注者の県仙北地域振興局と受注者の秋田振興建設、宮原組が主催した。

 大仙市協和を流れる雄物川の支流淀川は昨年7月の豪雨で氾濫。流域では床下浸水26戸、床下浸水39戸、浸水面積120fの被害が発生した。淀川では2020年度までに雄物川との合流地点から約5・5`にわたり堤防を建設する予定となっている。
photo photo  工事ではICTを登載した建設機械が活用されている。
 高校生らが工事概要やICT建設機械の説明を受けた後、人工衛星から地形の情報を得て設計図通りに施工できる機能がついているショベルカーやドローンを実際に操作してもらった。
 ショベルカーで法面をならす作業は約5年の経験を積まないといけないがICTによって未熟な人でも操作が可能に。高校生は担当者から説明を受けながら動かしていた。
 佐藤真親さん(2年生)は「今までICTというものを知らなかった。今日はレバーの動かし方などをわかりやすく教えてもらい操作したので簡単だった。ICTは便利そう。将来は学校で学んだことを生かして土木関係の職に就きたいと思っている。今日は貴重な体験になった」と話した。
 ICT建設機械による施工は、3次元データをもとに施工するため、丁張りや敷き均し回数、検測回数が減り工期短縮が可能なほか、安全性や施工精度向上などのメリットがある。

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※写真は
「生徒がショベルカーを操作」
「ICT建設機械を見学する生徒」
「優勝した小川原さんの作品」
「機械の説明を受ける」
「ドローンを飛ばす生徒」
詳しくは2018年7月12日(木)号をご覧下さい。
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