2018年8月30日号
老松市長が市政報告
来館者数は8000人

photo  大仙市の定例市議会が28日開会し、会期を9月18日までの22日間と決定。老松博行市長が市政報告した後、2017年一般会計決算認定案など35議案を上程。このうち任期満了に伴う人権擁護委員の推薦案2件を同意して散会した。
 市政報告で老松博行は25日に開催された第92回全国花火競技大会「大曲の花火」に合わせて試験的に実施したイベント民泊事業について「大曲、神岡、協和及び仙北地域の10世帯から自宅の提供を頂いた。宿泊者は17団体53人から応募があり、宿泊先との調整の結果、10団体42人に利用してもらった。今後は自宅提供者や宿泊者から協力してもらったアンケートをもとに、事業の検証を行い、来年度以降の規模拡大に向け検討していく」と述べた。

 8月5日にオープンした花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」の来館者数は26日現在、約8000人。「大曲の花火」当日には1800人を超える人が訪れたと述べた。
 このほか報告によると、市内で新たに創業を目指す個人や新分野に進出する事業者を支援する「創業支援事業」は、7月末現在で、大曲地域7件、中仙地域1件の申請に対し交付決定した。当初予算額450万円に対し執行率は98lとなっており、現在も申請に対する相談が寄せられているという。
 昨年2度にわたり発生した大雨災害に伴う「災害復旧事業」は、国の補助事業として採択された公共土木施設をはじめ農地、農業用施設、林道の災害復旧と県補助の治山事業を実施している。国の査定後の事業箇所は、全体で177ヵ所、工事費19億1696万円で、8月10日現在、126ヵ所の工事を発注している。このうち既に工事が完了していた協和地域の大盛荒川鉱山線は、8月5日に発生した大雨により再び被災したことから、今年度の災害査定に向け県と協議を進めている。
 地すべりを起因とした道路災害は、協和地域の宮田又線の工事契約を8月9日に締結している。残る協和地域の上野泉沢山線と西仙北地域の西野寺ノ下線は、今次定例会に予算補正を提出している。
 財政状況については、実質収支は普通会計ベースで10億8500万円の黒字だが、実質単年度収支は昨年の大雨災害により財政調整基金から12億円を繰り入れたことなどから4億2100万円の赤字。実質公債費比率は過去3ヵ年の平均値で算出しており、これまでの市債発行額の抑制による公債費の縮減などから前年度より0・7ポイント改善され、13・3lとなっている。社会福祉法人の移行による市職員の退職に伴い、退職手当組合積立額が大きく減少したことや、昨年7月の大雨災害による財政調整基金の取り崩しが大きな要因。
 人権擁護委員は、伊藤幸夫氏(65)=内小友=と中沢宏哉氏(54)=神宮寺=の2人でいずれも再推薦。
 公園条例の一部改正案は、神岡地域の笹倉公園に設置しているスカイサイクル施設が経年劣化したことから廃止するもの。
 18年一般会計補正予算案は3億7528万5千万円で補正後の累計額は460億7893万2千円。補正による主なものは、ほ場整備により面的集積率が向上した高度経営体に対する交付金の補正5626万2千円、ふるさと納税制度関連経費3415万5千円など。


※写真は
「あいさつする老松市長」
詳しくは2018年8月30日(木)号をご覧下さい。
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