2018年11月20日号
ハツラツとした香味
出羽鶴酒造の「初しぼり」

photo  大仙市南外の出羽鶴酒造株式会社(伊藤洋平代表取締役社長)で16日、初冬を告げる風物詩ともいえる新酒の「初しぼり」が行われ、酒造りシーズンの到来を告げた。この日、しぼり出された酒は「出羽鶴『純米新酒生 新米初しぼり』」として26日ごろから全国の酒販店で販売される。
 昨年より2日遅い10月15日に杜氏の佐藤賢孔さん(68)=南外及位=をはじめとする頭や麹師、もと師、精米師と呼ばれる職人14人が蔵入り。新米の入荷とともに酒造りに取り組んできた。

 初しぼりの原料米には県産の新米「ぎんさん」を使用。精米特性に優れており、アミノ酸が少なく後味が綺麗に仕上がるのが特徴。搾りたてをすぐに瓶詰めする手法を用いることで、新酒らしいハツラツとした香味とのど越しに微炭酸的な爽やかさを感じられるという。また、今年は精米歩合を従来の65%から60%に上げることで酒質の向上を目指した。  初しぼりは槽場と呼ばれる作業室にある圧搾機でしぼり出した後で別室に送り、機械で次々と瓶詰めされた。瓶詰めされた酒は同市戸地谷の秋田清酒株式会社でラベル貼りと箱詰めを行い、22日から市場に出荷される。  新酒の完成を告げる杉玉は、蔵の玄関に1年間吊るされ赤茶けたものから蔵人の手によって青々とした新品に交換された。蔵では雪を迎えるこれからの季節が本格的な酒造りのシーズンとなり、来年3月末まで作業が続けられる。  同社の佐渡高智製造部長は「今年は全体的に米の状態が良くない傾向にある。しっかりと対応し、酒質を安定させることで例年通りに美味しい酒を造っていきたい」と話した。  初しぼりの製造数量は1・8gが1400本、720_gが5000本。販売価格が税込みで1・8gが2592円、720_gが1296円。
 問い合わせは秋田清酒株式会社(TE0187-63-1224)。

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※写真は
「杉玉を付け替え」
「機械に瓶をセット」
「瓶詰めされた初しぼり」
詳しくは2018年11月20日(火)号をご覧下さい。
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