2019年1月22日号 |
力強い梵天唄響く
大曲昭和53年会梵天巡行
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大曲昭和53年会(齊藤靖之会長)の梵天巡行とミニ梵天の展示が始まっている。
大曲地区の梵天行事は男の厄年となる42歳に梵天をあげる形式。毎年、厄年を迎えた大曲中学校の卒業生を中心に構成される年代会が伝統行事を受け継いでいる。
53年会の会員は64人。昨年11月上旬から梵天の製作を開始し、大曲福住町の三澤公二さんの指導を受けながら約2ヵ月かけて完成させた。高さは約4b、幅は1bで、「さがり」には学年カラーの黄色を使用している。
巡行は今月5日から始まった。中学校時代の学年名「優駿」の文字が背中に入った揃いの半纏姿の男衆が企業や会員宅を訪問し、梵天を披露。2月26日に大曲上大町の諏訪神社で執り行われる梵天奉納までの期間、官公庁や学校などを含めて約500ヵ所を巡る。
20日午前には会員26人がグランマート飯田店を訪問。株式会社タカヤナギの蜥q史代表取締役社長と同店の中川陽介店長らの前で「ジョヤサー!」という掛け声を上げながら、力強く梵天唄を唄い上げた。
お祓いを執り行った齊藤会長は「どの訪問先でも温かく迎えて頂き、有難く思う。皆さんの期待に応えて無事に梵天を諏訪神社に奉納するという大役を果たせるよう、健康に十分注意しながら巡行を行っていきたい」と話していた。
多くの人に見てもらおうと製作したミニ梵天は奉納までの期間、大曲地域の病院や介護施設、スーパーマーケット、銀行など22ヵ所で展示を行う予定となっている。
※写真は
「巡行を行っている53年会のメンバー」
「力強い梵伝唄を披露」
「お祓いを執り行う齊藤会長」
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