2019年2月5日号
雄綱と雌綱編む
刈和野の大綱引き

photo  国指定重要無形民俗文化財「刈和野の大綱引き」の開催を前に1日、綱よい作業が広小路通りで行われた。地元の小中学生や高校生、地域住民ら約200人が本番で使用される大綱づくりに汗を流した。
 室町時代から500年以上の歴史を持つ「刈和野の大綱引き」。上町(二日町)の雄綱と下町(五日町)の雌綱を結び、刈和野地区の中心部である「大町通り」で引き合う伝統行事。綱の直径は約80a、長さは200bにも及ぶ。一本勝負で上町が勝つと米の値段が上がり、下町が勝つと豊作といわれ、年占いの要素を持っている。

 綱よい作業では細い綱を何本も重ね合わせて太さを出した綱を3本用意。参加者は綱引きを取り仕切る建元や刈和野大綱引保存会の会員から指導を受けながら、綱引き本番と同じ「ジョウヤサノー」という掛け声に合わせて綱の束を編み込む作業を繰り返した。
 完成した大綱は翌日2日に会場上町と下町の境界中心部である「ドップ」にクレーン車を使って飾られた。習わし通り大蛇がとぐろを巻いたように七巻きに積み上げ、綱の先端は中から上に出した状態で向かって右側に雄綱、左側に雌綱を飾っている。
 綱引き本番の10日は午後7時40分ごろから冬花火を打ち上げ。8時5分から綱合わせを行い、9時に引き合いを開始する。数千人にも及ぶ人々が綱につながり、サントウ(提灯持ち)の灯りの動きに合わせて、掛け声勇ましく引き合う光景は圧巻。一進一退の攻防戦が展開される。

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※写真は
「大綱づくりに汗を流す」
「しっかりと編まれた大綱」
「完成した雄綱(右)と雌綱」
詳しくは2019年2月5日(火)号をご覧下さい。
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