2019年2月16日号
美しい炎の輪
火振りかまくら

photo  400年以上の伝統を持つ仙北市角館町の小正月行事「火振りかまくら」が13日と14日の夜に町内各所で開催された。地域住民や観光客らが無病息災などを願い、雪原に美しい炎の輪を描いた。
 火振りかまくらは炭俵に1bほどの縄を付け、かまどからその俵に火をつけて縄の端を持って自分の身体の周囲を振り回す伝統行事。神聖な火で厄を払うとともに、五穀豊穣や無病息災、家内安全など1年の無事を祈願するものとして行われており、市の無形民俗文化財に指定されている。

photo  13日は武家屋敷近くにある桧木内川堤の桜並木駐車場を会場に観光行事が行われた。午後5時、会場に作られたミニかまくらや武家屋敷の雪灯籠、県道岩瀬北野線歩道の光の回廊に火が灯されると一体が幻想的な雰囲気に包まれた。
 はじめに祈願祭が行われ、関係者らが行事の安全を祈願。炭俵やお札などのお祓いが執り行われた後、かまどに火がつけられ火振りが始まった。
 実行委員会のメンバーらによる実演が行われた後、上手く回すコツやタイミングなどについてアドバイスを受けながら、地域住民や観光客が次々と挑戦。円を描くようにゆっくりと俵を回すと勢い良く燃え上がり、会場各所に華麗な炎の輪が浮かび上がっていた。
 また、高さ約5bの長木に稲わらなどを巻き付けて雪に立てた天筆に火がつけられると来場者は正月の門松などを焼いて1年の無事を祈った。
 フィナーレは協賛企業・団体の提供による冬花火。音楽に合わせて次々と花火が打ち上げられ、冬の夜空を鮮やかに彩っていた。
 行事はこれまで13・14日と2日間にわたって開かれていたが、作り手が減少し、炭俵の確保が難しくなっていることから来年以降は14日のみの開催になるという。

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※写真は
「炎の輪を描く」
「フィナーレの花火」
「炎の輪は会場各所で」
「会場に作られたミニかまくら」
詳しくは2019年2月16日(土)号をご覧下さい。
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