2020年9月15日号
多様性がカギ
美郷カレッジ


photo  美郷町の今年度第1回目の「美郷カレッジ」が12日、町公民館で開催された。経済ジャーナリストで、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」副代表の内田裕子さんが「新型コロナウイルスのパンデミックで見えてきたもの」と題して講演し、町民ら約60人が聴講した。
 はじめに、松田知己町長が「コロナ対策を含め、正しい行動や判断をするためには様々な情報を基に自分なりの正しさを見出すことが大切。講座をきっかけに町内の生活がいきいきと、元気が出るような方向に向かうことを期待したい」とあいさつした。
 内田さんは大学卒業後、大和証券に入社。トレーダーを経験後、同社の社内テレビ放送「大和サテライト」キャスターに抜擢され、経営者、アナリストとの対談番組に多数出演。2000年から経済ジャーナリストとしての活動を始め、規模、業種を問わず経営者へのインタビューを得意としている。
 講演では、現在の経済状況が2008年の世界的金融危機(リーマンショック)とは全く違うものであると指摘。上場企業の159社が第1四半期の増収増益を発表したことや、航空、鉄道、観光など特定の産業群の売上が蒸発したことなどを理由に挙げた。
 内田さんは「多様な意見を取り入れ、新しい価値観や視点を持てるかが地域や会社を活性化させるためのカギ。コロナだからしょうがないと、何もしなければチャンスを逃してしまう。考えと取り組み方次第で新たなイノベーション(技術革新)を生み出すことができる」と語った。
 最後に、これからの時代は会社においても、地域においても女性と若者の活躍が不可欠だと強調。「女性や若者には私達が想像しないようなアイデアが出す力がある。みんなが良いビジョンを持ち、役割を持って取り組むことで、まちや会社はどんどん良くなっていく」と述べた。
 美郷カレッジは、各分野の第一線で活躍している人達を講師陣に迎え、美郷人、美郷町、秋田県を元気にする講座。今年度は「踊(やく・おどる)」を共通テーマとし、9月〜12月までに全5回開かれる。

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※写真は
あいさつする松田町長
講演する内田さん
約60人が聴講



詳しくは2020年9月15日(火)号をご覧下さい。
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