2020年10月1日号
慎重にハンドル握る
実技体験運転講習会

photo  大仙地区安管事業主会(小原将司郎会長)と大仙地区安全運転管理者協会(田中拓美会長)の第12回実技体験運転講習会が9月25日、大曲自動車学校で行われた。安管選任事業所の職員13人が参加し、運転者としての安全意識を高めた。  田中会長は「交通事故の状況を見ると、前方不注意や安全不確認が半数以上を締めており、全体的に基本操作が疎かになっているように感じる。安全運転に務めてもらいたいと思う。また事業所に戻ったら今日の講習を報告してもらいたい。事故が1件でも減ることを願っている」とあいさつした。
 大仙警察署の森川千春交通課長は「大仙警察署管内の人身事故発生件数、死者数、負傷者数が昨年と比べていずれも増加している厳しい状況が続いている。職場に帰り、学んだことを広めてもらい交通事故防止の輪が広がることを期待している」と述べ「日没前後の1時間を薄暮時間帯と言うが、警察では魔の時間帯と呼んでいる。事故が非常に増える時間。ドライバーは速度を落としライトの上向き、下向きを上手に切り替え歩行者、自転車の早期発見に努めてもらいたい」と呼びかけた。  大曲自動車学校の長澤慎也管理者は「自分の運転に不安を感じる、大きな事故にはなっていないが、ぶつける回数が多いなどという人が周りにいたら、本校でも実施しているブラッシュアップ講習を受講して今一度自分の運転を見直す機会にしてもらいたい」と述べた。
 今回参加したのは運転歴2年など比較的浅い人から45年までのベテランドライバー。4班に分かれて実技を体験した。講師は同校の指導員が務めた。
 シミュレーターを使った講習では積雪や凍結路面での運転を疑似体験。道路脇から人が飛び出してきたり、交差点でスリップ事故が発生したりと様々な場面が用意され、参加者は危険を予測しながら慎重にハンドルを握った。指導員からは「雪が降ったら急ハンドルや急ブレーキなど『急』が付く操作をしないように注意して欲しい。窓ガラスに雪が付いて視覚も悪くなり、歩行者も足元に気を取られてお互いに発見が遅れるのでより慎重な運転を心がけてもらいたい」などとアドバイスを送った。
 応急救護措置の講習では、人体ダミーを使いAEDの使い方を学んだほか、心臓マッサージを体験した。心臓マッサージは1分間に100回の早さで行うもので、参加者も「意外と体力が必要」と息を切らしていた。指導員から「AEDは強い電気が流れるので、触れると危険。健康な人が使うと意識を失う。また金属類を取り外さないで使うと火傷の跡が残る」と注意を呼びかけた。
 場内実車講習では、信号機のない交差点や見通しの悪い交差点などを走行し、運転中の基本的なことを再確認したほか、動体視力計などを使い自分の能力の限界について学んだ。
 運転歴15年の星宮結さん(34)は「何かに気をとられると判断が鈍ってしまう。普段から緊張して注意しながら運転しないといけないと思った」と話した。
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※写真は
あいさつする田中会長
教習所内で基本運転
シミュレーターで吹雪の中を運転
ダミー人形を使っての心肺蘇生


詳しくは2020年10月1日(木)号をご覧下さい。
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