2020年11月7日号
文化財を火災から守れ
唐松神社で防火訓練

photo  大仙市協和境の唐松神社で5日、第29回協和地域文化財防火訓練が開催された。文化財を火災や震災などから守ろうと地域住民や協和小学校の児童、市消防団など約100人が参加、防災体制の整備や対策の強化を図った。
 訓練は神社奥殿からの出火を想定し行った。火災警報器が作動しベルが鳴動すると物部長仁宮司が奥殿に駆けつけ出火を確認。「火事だー、火事だー」と火事触れし119番通報した。
 同神社の自衛消防隊も駆けつけ、消火栓からホースを延長し、放水。水圧が0・3メガパスカルあり、消火栓単体でも十分消火できる水量だ。
 大曲仙北広域消防協和分署員と市消防団協和支団から可搬式ポンプ車や積載式ポンプ車が出動。延焼中の奥殿に放水を開始した。
 協和分署の消防車は水幕ホースで放水した。高さ約7bの水のカーテンを作り火災で発生する熱を遮った。
 地域住民と協和小学校の児童によるバケツリレーもあった。参加者はテキパキと機敏な行動で文化財を守ろうと真剣に取り組んだ。
 子どもたちによる軽可搬ポンプの放水体験や水消火器による体験では、消防職員の指導を受けながら上手に火点目掛け放水した。
本物の消火器を使っての消火訓練もあった。地域住民らが火に臆することなく、早急に消火していた。
 訓練を前に大曲仙北広域市町村県組合太鼓隊による「火伏太鼓」もあり、境内に力強い太鼓演奏が響き渡った。
 訓練に参加した子供達は「バケツリレーの大変さを知った。もし火事に遭ったらすぐに動けるようにしたい」などと話した。
 氏子総代会の高山雄二さんは「唐松神社は国内外から年間何万人もが参拝する地域の大事な文化財。みんなで守り後世に伝えていくためにも、これからもこうした文化財防火行事への参加をお願いしたい」と述べた。
 訓練は秋の火災予防運動(1日〜7日)に合わせて行っている。
 大曲仙北広域管内では今年、27件(9月30日現在)の火災が発生している。
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※写真は
水消火器にも挑戦
バケツリレーをする児童
水幕ホースによる放水
軽可搬ポンプでの放水体験
消防太鼓隊による太鼓演奏
消火器を使って消火



詳しくは2020年11月5日(木)号をご覧下さい。
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