2020年12月17日号
買い物弱者を支援
移動販売車の運行を開始


photo  公設民営の地域商店「南外さいかい市」が14日、地域の見守り活動を兼ねた移動販売車をスタートさせた。販売車が南外地域外小友地区を3ルートにわけてそれぞれ週1回訪れ、住民の買い物を支援する。
 南外さいかい市は昨年10月、スーパーがなく買い物空白地帯となっていた山間部の外小友地区にオープン。市が建物を整備し、住民がNPO法人・南外さいかい市(奥山典勝理事長)を組織して運営を担ってきた。
 この日の出発式は店舗前で行われ、市や市社会福祉協議会、商品の仕入先である生活協同組合コープあきたの関係者ら約50人が出席。奥山理事長は「この移動販売車は見守りも兼ねている。多くの人から活用してもらいたいと思っている。これからもスタッフ一同一生懸命頑張っていく」とあいさつした。
 老松博行市長は「買い物に来られない人にとっては素晴らしい支援になると思う。合せて地域の安全安心確保のために見守り活動として保健師や看護師が同乗し高齢者世帯の情報を聞きながら対応する。地域と行政を繋ぐ大事な役割をしてもらうことになり心強く思っている。こうした取り組みは県内初であり、他の地域のモデルとして注目されると思うので市としても引き続き応援していきたい」と述べた。
 奥山理事長、老松市長、市社会福祉協議会の佐藤力会長、生活協同組合コープあきたの三浦貴裕理事長の4人がテープカット。関係者に見守られながら、移動販売車が出発した。
 販売車は近くの湯ノ又児童館に停車し、早速、近くの住民が訪れ惣菜や調味料などを次々と買い求めた。「家の近くに来てくれるので、歩いて買い物に行けるので助かる」などと話していた。
 移動販売は、月曜に荒又・十二ケ沢など、木曜日に滝・中野など、金曜に大和野・土場などの集落を回る。いずれも午前10時から午後3時半にかけて7ヵ所から10ヵ所に停車する。さいかい市で販売している肉や野菜などの生鮮食品、日用品など約100種類を取り扱うほか、住民からの注文を受け付ける。住民に馴染み深い民謡「南外小唄」を流して到着を知らせる。
 販売車には保健師や看護師を退職した住民が乗り、高齢者世帯の孤立防止や地域住民の見守りも兼ねている。
photo photo photo















※写真は
関係者に見守られ出発する移動販売車
あいさつする奥山理事長
関係者がテープカットで祝う
買い物をする地域住民




詳しくは2020年12月17日(木)号をご覧下さい。
ニュースバックナンバー



copyright (c)2005 AKITA MINPOU-SYA All Rights Reserved
このサイトに関するご意見ご感想は、minpo@camel.plala.or.jpまで