2021年2月6日号
若者地元定着へ
仙北地域若者雇用サミット


photo  仙北地域若者雇用サミットが3日、大曲エンパイヤホテルで開催された。高校や経済団体、行政関係者ら26人が参加し、若者の地元就職と定着促進に向けて意見を交わした。
 はじめに、仙北地域振興局の石川聡局長は「コロナ禍で、今まで以上に安全安心を求められるような時代が来るのであれば、この地域で生活することにメリットや魅力があることをこれまで以上に訴えることが大切になる。様々な課題の解決に取り組みながら、若者の地元定着を進めたい」とあいさつした。
 意見交換を前に、各行政関係者、大曲支援学校長、大曲公共職業安定所長が出席した経済団体に対して障害者の雇用拡大を要請。代表して大曲公共職業安定所の片岡浩成所長が「障害者雇用に対する理解と環境の整備、会員企業等への周知をお願いしたい」と協力を呼び掛けた。
 意見交換では、片岡所長が管内の新規高校卒業者の職業紹介状況を説明。県内就職希望率が年々上昇しているとした上で、「生徒の実数が増えておらず、企業が必要な戦力を確保できない状況。3年以内に離職して県外に再就職する人も少なくないことから、地元定着に向けた様々な取組が必要だ」と語った。
 経済団体関係者からは「SNSを使って求人情報や地元企業の魅力を発信するなど、県内外の学生に響きやすい情報や発信方法を考えていかなければならない」、「都会に憧れを持つ若者は多いが、生活のしやすさでは秋田が優位。首都圏へ遊びに行くための移動費などの補助を提供できないか」などの意見が上がったほか、行政関係者から「小中学校からのキャリア教育が地元を愛する心を育む。各団体が連携し、内容の充実を図りたい」との声もあった。
 一方で、高校関係者は「生徒が2年生のうちに、地元にどんな会社があるかを知る機会が少ない。保護者も参加できる企業見学会を実施してほしい」と述べ、管内企業等の情報提供とインターンシップの強化を求めた。
 サミットは、大曲職業安定所、大仙、仙北、美郷の3市町、仙北地域振興局で構成する「仙北地域雇用促進連絡会議」の主催。2019年6月に初開催し、今回が2回目。



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※写真は
26人が参加
あいさつする石川局長
雇用情勢を説明する片岡所長


詳しくは2021年2月6日(木)号をご覧下さい。
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