2021年3月2日号
古式にのっとり奉納
「刈和野の大綱引き」神事


photo  国指定重要無形民俗文化財「刈和野の大綱引き」の神事が2月26日、大仙市刈和野の浮嶋神社などで行われた。今年は新型コロナウイルスの影響で引き合いは中止となっていたが、例年よりも規模縮小した綱を製作し、商売繁盛や五穀豊穣などを祈願し古式にのっとり神社へ奉納した。
 刈和野の大綱引きは約500年続く伝統行事で、例年2月10日に開催している。綱の長さは雄綱、雌綱合わせて約200b、重さは20dにもなり、昨年は約7300人が引き合いを展開している。
 神事はかつて大綱引きが行われていた旧暦の1月15日にあたる2月26日に行うことにし、1月中旬から1ヵ月ほどかけて二日町(上町)と五日町(下町)の住民がそれぞれ雄綱と雌綱を製作。例年の4分の1ほどの大きさにして2月21日から大綱交流館前に巻いて飾っていた。
 この日は揃いの法被を着た保存会の会員ら約100人が大綱交流館に集まった。数えで厄年を迎える男性の代表者が浮嶋神社から市神様を祭る社を背負い、2本の綱の間に設置。宮司が厳かに神事を執り行い両町の代表者らが玉串を奉奠した。
 その後、それぞれの綱を担いだ男達は浮嶋神社を目指した。「ジョヤサー、ジョヤサー」と掛け声を上げながら運び、神社境内へ奉納した。
 保存会の今野幸宏会長(66)は「500年の歴史を絶やすわけにはいかないと関係者が話し合い神事をこれまでと同じ流れでやることを決めた。無事に奉納出来て良かったし、来年は本来の大綱引きを実施できることを願っている」と話した。

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※写真は
社を背負い運ぶ代表者の男性
境内へ綱を奉納
大綱交流館で行われた神事
浮嶋神社を目指し綱を運ぶ


詳しくは2021年3月2日(火)号をご覧下さい。
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