2022年1月15日号
梵天巡行始まる
「大曲昭和56年会」梵天唄披露

photo  大曲昭和56年会(藤井邦欣会長・会員63人)の梵天巡行が13日から始まった。来月26日の奉納までの間、会員宅や学校、事業所など計約470ヵ所で梵天唄を響かせる。
 「大曲の梵天」は厄年を迎える地域の男性が梵天2本と恵比寿俵を作り、大曲上大町の諏訪神社に納める。これに先立ち、数え年42の厄年を迎えた男性(1981年生まれ)一行が、家内安全や商売繁盛を祈りながら大曲の街中を巡行する。毎年大曲中学校の卒業生を中心に構成する年代会が伝統行事として受け継いでいる。
 梵天の製作は昨年の11月からスタートした。仕事終わりや休日などに作業を行い、2ヵ月かけて高さ約4bの梵天と恵比寿俵を完成させた。会員は同級生がデザインした中学時代の学年ネーム「銀河」の文字が入った紺色の半纏姿で巡行する。
 巡行初日の午前8時。大荒れの空模様の中、会員らは梵天製作の作業場に集合し、立ち位置の確認や梵天唄の練習など巡行前の最終調整を行った。諸々の準備を終え最初に向かった先は三浦金物店。
 本間一史さんが「会員一丸となって制作した梵天、恵比寿俵をぜひご覧ください。商売繁盛、ご多幸を願って声高らかに梵天唄を披露させて頂きます。どうぞお聞きください」とあいさつ。
 梵天唄の披露では、ほら貝を鳴り響かせ「ジョヤサー、ジョヤサ」の掛け声と共に「歳(とし)はなエ とれども はあ 気は若柳 いつもなエ 仲間で はあ くらしたいなエ〜」と梵天唄を高らかに歌い上げた。
 三浦金物店の三浦憲一郎会長は「コロナで厳しい状況のなか、力を合わせ立派な梵天、恵比寿俵を作り上げたことに敬意を表したい。25年ぶりに拝見した皆さんの姿をみて言葉には表せないものを感じる。梵天の仲間は一生涯の友達になる。郷土大曲発展のためにご尽力ください」とエールを送った。
 初日の最終巡行場所は大仙警察署。一日の疲れを感じさせない歌声を威勢よく響かせた。   
 同署の鈴木昇副署長は「寒い中地域の平安を願い巡行されていることに敬意を表する。私たちも地域の安全のために一層の努力をしていく」と述べた。会員は梵天唄を高らかに歌い上げ、最後に藤井会長がお祓いを執り行った。
 今後の活動に向け、藤井会長は「仲間と力を合わせて奉納の26日まで、一日一日を大切に走り続けたい」と決意を語った。
 56年会では、巡行先や奉納日以外でも住民らが梵天を見られるようにミニ梵天も制作した。奉納までの間、大曲地域の病院や介護施設、金融機関など計22ヵ所に展示する予定。

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※写真は
ほら貝が鳴り響く
学年カラーの黄色のさがりが特徴の56年会の梵天(大仙署にて)
巡行1件目の三浦金物店
半纏の背中には「銀河」の文字が
お祓いを執り行う藤井会長

詳しくは2022年1月15日(土)号をご覧下さい。
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