2022年2月1日号
伝統行事を学ぶ
西仙北中で大綱講演会

photo  国指定重要無形民俗文化財「刈和野の大綱引き」について学ぶ講演会が1月28日、西仙北中学校で行われた。1年生46人が大綱引きの歴史や綱が出来るまでの過程などを学んだ。
 500年以上の歴史がある「刈和野の大綱引き」は、上町(二日町)の雄綱と下町(五日町)の雌綱をつなぎ合わせて刈和野地区の中心部、通称「大町通り」で町を二分して引き合う伝統行事。今年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となっている。
 講師は刈和野大綱引保存会の今野幸宏会長と行事の実質的な実施責任者である建元の戸島英明さん(二日町)、橋信さん(五日町)の2人。
 今野会長は刈和野の大綱引きの歴史について「室町時代からの伝承で500有余年続いているといわれている」と紹介。綱を作る際の苦労については「人口減少や農業の近代化などにより綱引きで使うワラの調達も一苦労。この行事を受け継ぐ後継者不足も課題」などと話した。
 建元の2人はミニチュアを使って縄のない方や雄綱と雌綱の結び方などを実演した。
 雄綱の先端部分「ケン」を雌綱の先端部分「サバグチ」に挿入し、両方から引き合うと結び目が固く締まる「蛇口結び」。綱引き当日は危険な作業であるため、あまり近くでは見ることが出来ないため、子ども達も真剣に見入っていた。
 講演後、生徒からは「どうしてこんな大きい綱で綱引きをしているのか」、「勝負はどうやって決めるのか」などの質問があり、今野会長は「昔はここまで太くなかった。観光化して今の太さになった」、「それぞれ150bほど引っ張られると建元が判断している」などと答えた。
 大綱講演会は同校の恒例行事。毎年1年生を対象に、地元の伝統行事である刈和野の大綱引きをより詳しく知ってもらおうと開催している。

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※写真は
真剣に聞く生徒達
講演する今野会長
縄のない方を説明する建元
蛇口結びを披露


詳しくは2022年2月1日(火)号をご覧下さい。
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