2022年2月19日号
町民の願い、天まで届け
六郷のカマクラ

photo  美郷町六郷地域の小正月行事「六郷のカマクラ」のひとつ、願い事を書いた紙を燃やす「天筆焼き」が15日、秋田諏訪宮向いの「カマクラ畑」で行われた。  六郷のカマクラは、無病息災や家内安全などを願い毎年2月11日から15日に行われている。
 今年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、約8bの青竹で打ちあう「竹うち」と観光関連の行事は中止とし、参加者を限定しての「天筆焼き」のみを実施した。
 会場中央に地域住民から集めた正月飾りや門松などで一対二本の「松にお」を作り、周辺には地域住民や子どもたちが書いた天筆が約400本の竹につるされカマクラ畑に並んた。
 行事は午後6時半から始まり、木貝吹きや神官による祝詞奏上が行われた。「松にお」に火が灯されると、町民は1年の幸福を願いながら次々と天筆を火にくべた。燃え盛る炎を見守っていた参加者は「(竹うちがなくて)静かな天筆焼きだ」とつぶやいていた。
 実行委員会の佐藤両一委員長(61)は「我々の役目は伝統が途切れないように引き継いでいくこと。今年も子どもの願いを無事に天まで届けることができて安心している」と語った。
 カマクラ保存会の岩屋朝徳会長(82)は「竹うちはできなかったが、町民の願いごとを神様に届けるというカマクラ行事の一番大事な目的を果たせて良かった。来年こそは全てそろったカマクラをやりたい」と力強く話した。

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※写真は
願いが込められた天筆を燃やす
天筆焼きが行われたカマクラ畑
正月飾りや願いが書かれた天筆
燃える松におを見つめる参加者ら
町民の願いが書かれた天筆


詳しくは2022年2月19日(土)号をご覧下さい。
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