2022年3月29日号
業者宿泊施設建設へ
大曲商工会議所通常議員総会

< photo  大曲商工会議所の通常議員総会が25日、フォーシーズンで開催された。全国花火競技大会に県外から招く花火業者の宿泊や大会運営の本部機能を集約するための「大曲の花火」出品業者宿泊施設・大会管理運営施設の建設に関する議案や2022年度事業計画、収支予算案など5議案を原案通り可決した。
 総会には86人が出席。佐々木繁治会頭は「大曲の花火」出品業者宿泊施設・大会管理運営施設の建設について「会頭になり12年目。コロナで夏の全国花火競技大会は2回休んだので実質10回実行委員長として『大曲の花火』に関わった。先人が残した『大曲の花火』を次の世代に傷をつけないで渡さないといけないという思いで務めてきた。『大曲の花火』という花火があるわけではない。全国から優秀な花火師が精魂込めて作った最高の玉を大曲の地に持ってきてもらい自らが上げる、それが『大曲の花火』。『大曲の花火』の命は花火師。この事業は未来への投資だと思っている」とあいさつした。
 「大曲の花火」出品業者宿泊施設・大会管理運営施設の建設事業は令和4年度から6年度までの3カ年継続事業。これまで花火業者が使っていた宿泊施設が2020年に閉鎖。大会当日は市内や周辺地域の宿泊施設が観覧者で埋まるため、代わりとなる宿泊場所の確保が課題となっていた。また宿泊機能に加え、これまで大会で分散していた市や警察、消防、商工会議所の本部もこの施設に集約する。
 建設場所は観覧会場の雄物川河川敷に近い大仙市大曲船場町1丁目。鉄骨造り地上6階建てで総事業費は10億3942万円以内。このうち7億円を金融機関から借り入れ、34年までの10年間で返済する計画となっている。
 建設案と関連議案の採決は議長を除く記名投票で行われた。投票の結果、委任状を含め賛成56票、反対27票、白票2票で賛成が過半数だった。
 質疑では「西山が見えなくなる。もっと地域住民のことを考えてもらえないか」と景観に与える影響への懸念や「万が一返済できなくなった場合の責任は」などの声が上がった。
 執行部側からは「今までなかったものが建つということは景観が変わるのはその通りだが居住者の生活を著しく脅かすものではないと思っている」と説明し住民説明会を行う考えを述べた。また「新型コロナウイルスの影響で収入がなくて返還が滞ったり激甚災害があって償還計画が崩れた場合は、繰り延べするなどの調整はあるかもしれない。花火振興事業部で花火大会を運営し返済する計画であり、本部事業部では返済を考えていない。会員がどうこうとは考えていない」と述べた。
 新年度の基本方針として▽コロナ克服に向けた継続的支援▽企業活動及び社会変革に対する支援▽公民共創によるまちづくり推進▽花火産業構想第U期の推進―を掲げた。
 承認された2022年度予算は10億8674万円。このうち花火振興事業特別会計は7億7978万円。

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※写真は
あいさつする佐々木会頭
記名投票する議員

詳しくは2022年3月29日(火)号をご覧下さい。
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