2022年6月21日号
豊作を祈願
大曲農高の早苗振

photo  大曲農業高校(渡辺勉校長・497人)で10日、田んぼの神様に豊作を祈る恒例行事「早苗振」があった。全校生徒は、豊作を祈願し、各部活動の公開演技を行い、豚汁会を楽しみ、これまでの農作業の苦労をねぎらった。  早苗振は「田の神を天に送る」、「田植えを手伝ってくれた農家の人たちへの慰労会」の意味を持っており、それぞれの地方で早苗振のとらえ方や祝い方は違うものの、感謝の気持ちを込めて「田の神様」を天に送り返すことは全国共通。同校の早苗振行事の歴史は古く今回で69回目となる。
 式典では食卓を賑わせてくれる家畜へ感謝する畜魂慰霊を行い、生徒達が黙祷を捧げた。
 続いて豊作を祈願して各部活動の公開演技が行われた。郷土芸能部は「秋田田植え踊り唄」などを披露。三味線や太鼓の音、部員の唄声が体育館いっぱいに響き渡り、生徒や保護者らは拍手を送った。また吹奏楽部も演奏を披露して盛り上げた。
 昼は待ちに待った豚汁会。生徒が育てた豚2頭や同校産の味噌を使用した豚汁を約600人分作った。朝から3年食品科学科フードサイエンスコースの15人が調理した。
 この日は晴天に恵まれ、生徒達は中庭など外でブルーシートを敷いて会食。お椀に豚汁をたくさん入れ全員で「いただきます」。生命の大切さを噛み締めながら味わっていた。中には「美味しい」と何度もおかわりする姿も見られた。
 農業クラブ会長の河越陽飛さん(3年)は「昨年と一昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためリモートでの開催だった。通常の形でこの歴史ある行事に参加することが出来て嬉しい。大農産の豚肉は品質も良く、豚汁はすごく美味しかった。秋にはたくさんの農産物が豊作となることを願っている」と話した。

photo photo photo








※写真は
黙祷する生徒
踊りを披露する郷土芸能部
豚汁を調理
豚汁を味わう生徒達

詳しくは2022年6月21日(火)号をご覧下さい。
ニュースバックナンバー



copyright (c)2005 AKITA MINPOU-SYA All Rights Reserved
このサイトに関するご意見ご感想は、minpo@camel.plala.or.jpまで