2022年7月12日号
石井氏が3選
第26回参議院議員選挙

 第26回参議院議員通常選挙の投開票が10日に行われ、本県選挙区(定数1)は自民党現職の石井浩郎氏(58)=公明党推薦=が19万4949票を獲得。新人5人を振り切り3選を果たした。次点の無所属新人の村岡敏英氏(61)=国民民主党推薦=とは3万2060票差だった。
 本選挙区には、届出順にNHK党新人の本田幸久氏(40)、共産党新人の藤本友里氏(43)、無所属新人の村岡敏英氏(61)=国民民主党推薦=、自民党現職の石井浩郎氏(58)=公明党推薦=、無所属新人の佐々百合子氏(46)=立憲民主党推薦=、政治団体「参政党」新人の伊東万美子氏(51)が立候補。6人による選挙戦は1998年以来24年ぶりで混戦に。また複数の女性候補が立候補するのは初めてとなった。
 ウクライナ危機などによる物価高騰や人口減少への対応策、農林水産業や再生エネルギー導入を含む産業振興のあり方などが争点となった今回の選挙は18日間展開された。
 当選した石井氏は、「農林水産業を成長産業に」、「地方経済の元気を取り戻す」、「命と暮らしを守る」、「未来への投資『教育』の充実 スポーツを通じた健康で豊かな地域社会」を掲げて選挙戦を展開。「食料安全保障の観点から自給率、自給力をしっかり上げていく。AIやICTを活用したスマート農業を推進して生産性を上げて利益の出る、所得の上がる農業に変えていく。憲法改正では緊急事態条項、自衛隊の明記、教育の充実、そして合区の解消、これを速やかにできるようにする」と訴えた。また「国を守り秋田を守り未来を創れるのは自民党公明党以外にないと確信している」と述べた。
 石井氏は当選確実が報じられると、選挙事務所に集まった支持者らと笑顔で喜びを分かち合った。壇上に進むと深々と一礼。銃撃事件により死去した安倍晋三元首相に全員で黙祷を捧げた。
 マイクを握り「自民党、企業・団体の組織力で勝てたのは間違いない。国民と県民の負託にしっかりと応えられるよう精進していく」と述べた。
 村岡氏は反自民ではなく秋田を支える参議院議員になると訴えたが伸び悩んだ。演説では「秋田の参議院議員は2倍、3倍働かなければいけない。それがこの大事な選挙。第一次産業農林水産物、日本全国へ、世界へも誇るものがある。脱炭素社会を捉えがんセンターを創る。秋田はかならず変わる。みなさん一緒に秋田を変えましょう」と訴えた。
 藤本氏は「暮らしを支える政治を」と訴えてきた。最低賃金引き上げなどを掲げると共に憲法9条を守ることや物価高への対策を強調した。
 佐々氏はNPO法人で障がい者の家族を支援してきた経験を語り弱者に寄り添う政治への転換を訴えた。「今の物価高の対策、新たな事業の創出による地域活性化、子育て、教育のこと、秋田の一番の課題である少子高齢化のこと。私だから聞くことが出来ること声があるとそういってくれるみなさんの声に全力で応えて頑張りたい」と語った。
 伊東氏は「なかなかこの秋田の魅力を世の中に伝えることが出来ていないのではないか」としてSNSを活用した秋田の魅力発信に力を入れたいと話したが伸び悩んだ。
 本田氏は年金で生活する人にとってNHK受信料の負担は大きいと話し、年金受給者の受信料無料化を訴えた。「生活保護の人は無料なわけなので、それと同じような枠やそれ以下の年金受給者の受信料無料化は当然のことではないか。受信料のない未来、契約の自由がある未来、裁判するぞと脅かされない未来、そんな未来を残していくのが有権者の責任」と述べた。
詳しくは2022年7月12日(火)号をご覧下さい。
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