2022年7月21日号
思いやりの心学ぶ
花館小で「菜のはなタイム」

photo  大仙市社会福祉協議会の「福祉体験・菜のはなタイム」が12日と13日の2日間、花館小学校(佐藤英樹校長)で開催された。4年生73人が車椅子や高齢者の疑似体験などを通して思いやりの心を学んだ。
 同活動は、4年生の総合的な学習として行われているもので、高齢者や障がいのある人など様々な人の抱える問題をその人の立場で考え、実際にどのように接し、どう声をかけられたら嬉しいかを体験的に学ぶことを目的に実施されている。
 初日はバリアフリーコーディネーターの鈴木幸子さんから話を聞き、12日は竹組が、13日には松組がそれぞれ福祉体験に臨んだ。
 車椅子体験では、児童らが2人ひと組になってカラーコーンで作られたコースを周回。園芸用の支柱を固定して設けた段差を越える際、押す側の児童が「段差です」などと声をかけながら慎重に車椅子を動かした。
 高齢者体験では、視界がぼやけるメガネと音が聞こえ難くなるヘッドフォンを装着。重りをつけたベストを着用し、手首や足首にも重りをつけ、肘と膝には関節が曲がり難くなるサポーターを巻いた。介助役の声かけで仰臥位から起き上がり、杖歩行や階段の上り下りを体験。杖をついて階段を下りる際にバランスを崩してふらつき、「怖い」と口にする場面も見られた。
 視覚不自由体験では、目隠し用のタオルを巻いて白杖を使って歩いた。介助役の児童が「点字ブロックだよ」、「階段下りるよ」などと声をかけながらサポート。介助役の児童の肩につかまりながら階段の上り下り等を行った児童は、高齢者体験時と同様、何度も「怖い」と口にしていた。
 体験を終えた児童からは「高齢者になると体が重くなり、関節が曲がらなくなることが分かって良かった」、「いろんな大変な人達がいると改めて知った」、「高齢になると目が見え辛くなったり、耳が聞こえなくなったりすることがわかり、大変だと思った。高齢者の人に会ったら助けてあげたい」という感想が聞かれた。


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※写真は
使用した「高齢者疑似体験セット」
高齢者の起き上がりを体験
介助役の声かけを頼りに床のマジックペンを拾う
階段の上り下りではバランスを崩す場面も
声をかけながら慎重に段差を越える
視覚不自由体験


詳しくは2022年7月21日(木)号をご覧下さい。
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