2022年8月2日号
官民連携を確認
大曲の花火会場でテロ対応訓練

photo  3年ぶりの全国花火競技大会「大曲の花火」を前に7月29日、雄物川河川敷でテロ対応訓練が行われた。大仙警察署(悴田覚署長)が企画したもので、大曲商工会議所や大曲仙北広域消防本部、県警機動隊、大仙・美郷テロ対策推進パートナーシップ会員などから約100人が参加し、不審者や爆発物への対応を確認した。
 訓練を前に悴田署長は「テロや不審物発見、火災発生時の各種事案に迅速的確に対応できるよう真剣に訓練に取り組んでもらいたい。伝統ある大曲の花火の名に傷つかないよう、そして全国から集まる観客が楽しく花火を見られるようにしよう」とあいさつした。
 訓練は3つの想定で行われた。1つ目は、不審な車が会場付近に乗りつけ、降りてきた不審者が刃物を振りかざす想定。軽トラックに乗ってきた不審者が車を降りて刃物を振りかざし大曲商工会議所のスタッフを威嚇。静止を振り切って土手を駆け上がって会場内に侵入するも、騒ぎに気づいた警察官も応援に駆けつけ盾などを使って取り押さえた。
 2つ目は、不審者が観覧席に爆発物の入った紙袋を置き去るという想定。爆発物を発見したスタッフが「不審物があります。慌てずゆっくり後ろの方へ退場お願いします。係員の指示に従ってください」と観客役を避難させ、県警機動隊爆発物処理班が特殊な装置を使って撤去するまでの手順を確認した。
 3つ目は、初期消火訓練。参加者が水消火器を使い、地面を掃くようにしながら火点に近づき消した。
 大仙警察署警備課の雪松亮課長は「3年ぶりの警備ということもあり、警備そのものを経験したことのない警察官もいる。本番までにしっかり各自の能力を上げて、安全に楽しめる花火大会の開催に向けて警備を進めていきたい」と話した。
 大曲商工会議所の賢木新悦副会頭は「近年は様々な問題があり心配されているところだが、警察と連携してこういう訓練を実施できたことは大変ありがたい。県内のイベントでは最大クラスの観客数なので、主催者としては安心安全に対しては特に気にかけている」と述べた。
 大曲の花火は新型コロナウイルスの影響で昨年と一昨年の2年間、開催が延期された。今年は今月27日に3年ぶりに開催される。


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※写真は
不審者を静止させるスタッフ
爆発物を処理する
不審者を制圧
観客を避難させる
水消火器を使った初期消火訓練


詳しくは2022年8月2日(火)号をご覧下さい。
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