2022年8月6日号
「コケ」って不思議
キッズゼミ「こけ玉作り」

photo  子ども達を対象にしたキッズゼミナール「こけ玉作り〜こけ玉の作り方と上手な育て方を学ぼう〜」が7月30日、大仙市内小友の県立農業科学館で開かれた。県南地域から参加した14人の子どもとその保護者がコケとの触れ合いを通して理解を深め、コケ玉制作に挑戦した。
 講師を務めたのは、同館学芸主事の照井梓さん。照井さんは「地球が出来たのは47億年前だが、コケは10憶年前には存在していたことが化石でわかっている。最初、動物も植物も海の中にいて、そこから地上に上がってきたが、動物よりも植物が先に地上に上がった。陸地に一番乗りで上がったのが植物のコケ」と紹介。コケには根が無く、体全体で水分を吸収するので乾いてもなかなか死なないことや胞子で増えることなど、コケの不思議な生態を説明しながら参加者にオオスギゴケ、スナゴケ、ハイゴケのサンプルを配った。子ども達は配られたコケを興味深そうにルーペで観察。実際に触れたり、スプレーで水をかけて乾いた状態からよみがえらせたりしながらコケとの触れ合いを楽しんだ。
 照井さんの説明を聞きながら、実際のコケ玉作りにも挑戦。玉にはシダ植物のシシガシラやモミジ、コナラ、エゴの木なども合わせて植えた。土を手で丸めて球状にし、中に木の根も入れて包むと、水で戻したミズゴケを玉の表面に巻き付けて、その上から糸を20周程ぐるぐると巻いてミズゴケを固定。ミズゴケの上にさらに同館敷地内から採取したコケも巻き付けて再び糸で固定すると、愛らしいコケ玉が完成した。
 大曲から4歳の女の子と参加した30代の女性は「自分がコケ好きだったのもあり参加した。子どもと一緒に出来たのが良かった」と話し、女の子も「コケ玉を丸めるところが楽しかった」と笑顔を見せた。
 南外から参加した佐々木重蔵さん(11)は「木の根っこを土の玉で包む作業が楽しかった。作り方がわかったので、家でもまた作ってみたい」と語った。


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※写真は
使用した材料
コケ玉について説明する照井さん
ルーペでじっくりと観察
糸を巻き付けてコケを固定
親子で協力して作業
完成したコケ玉


詳しくは2022年8月6日(土)号をご覧下さい。
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