2022年8月11日号
麹ってすごい
企業見学DAY

photo  「大仙ふるさと博士育成」事業・夏の特別企画「企業見学DAY」が2日と3日、株式会社秋田今野商店で開催された。3日は小学校3年生から6年生の児童8人が参加し、普段なかなか知ることのできない麹の世界に触れ、理解を深めた。
 同社営業部の今野凛さんは「当社は主に麹菌と呼ばれるカビを作って販売している。アスペルギルスオリゼという学名の麹菌で、とても小さくて目に見えない。麹菌の胞子が米などの栄養がたくさんある所につくと、そこから芽が出て菌糸が伸び、花を咲かせる。そのカビ胞子と呼ばれるものを集めて種麹として売っている」などと説明。麹の使われ方や役割、種類などを紹介した。
 酒やみそ、醤油などの発酵食品を作る上で欠かせない麹菌。その麹を作るもとになる種麹を作って販売している同社のような存在は全国的にも少ないとし、「自分達は日本の食文化を支える縁の下の力持ち的存在。食文化を支えていけるよう良い菌を作って販売していきたい」と話した。
 実際の麹を目にした子ども達は「毛が生えてる」、「ふわふわ」と驚き、触ったり食べたりしてみるよう勧められてひと口食べると、その甘さに驚いていた。  今野さんの案内で、子ども達は会社内を見学。菌を何十年も保管することが可能なマイナス80℃の冷凍庫や培養した酵母を回収するための遠心機、試験管がずらりと並ぶ培養室、高圧蒸気滅菌機(オートクレープ)が置かれた洗浄室などを見て回った。子ども達は今野さんの説明に熱心に耳を傾けてメモを取りながら、遠心機はどのくらいのスピードで回るのかなど積極的に質問していた。
 体験を終えた子ども達からは「麹菌の作り方や色んな効果がわかった」、「メスシリンダーとオートクレープとフラスコを初めて知ってびっくりした。日本の食文化が秋田今野商店に支えられていることがわかった」、「遠心機の回る速度が1秒間で50回転というのがすごく速くてびっくりした」といった感想が聞かれた。



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※写真は
麹菌について学ぶ
営業部の今野さん
試食した純白麹
甘酒の甘さにびっくり
菌を保管する冷凍庫を見学
高圧蒸気滅菌器(オートクレープ)について説明

詳しくは2022年8月11日(木)号をご覧下さい。
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