2022年8月25日号
花火師28人が頂点目指す
第94回全国花火競技大会「大曲の花火」

photo  新型コロナウイルスの影響により、2年連続で延期となっていた第94回全国花火競技大会「大曲の花火」が27日、大仙市の大曲花火大橋下流の雄物川河畔で3年ぶりに開催される。仙北新報社(現・秋田民報社)の主催で明治43年に「奥羽六県煙火共進会」として始まり、戦時中に一時中断などがあったものの、花火師と地元の人々の情熱、郷土愛、そして花火を愛してやまない全国から集まる観覧者に支えられ、今年で112周年を迎える。
 質・規模、そして花火を打ち上げる環境から日本一≠フ折り紙付の「大曲の花火」。内閣総理大臣賞をはじめ、経済産業大臣賞、中小企業長官賞、文部科学大臣賞などが贈られ花火師自らが会場に乗り込み、名誉をかけ花火を打ち上げる大会としても有名だ。  今年も小松煙火工業、北日本花火興業、和火屋、響屋大曲煙火の地元4社を含む全国から28社が参加する。選び抜かれた一流花火師たちが、創意工夫を凝らした色とりどりの花火で競い合う。
 姫神山を背景に地響きのような「音」と燦然と夜空に輝く「光」の競演は、広大な河川敷を埋め尽くす観客の心を掴んで離さない。過去にはベルリンやハンガリーなど海外でも打ち上げを行い、世界的にも名を轟かせた。
 大会テーマは、「平生凛々 the Pride of Japan 日本の誇り」。困難な状況に立たされている世界中の人々への応援メッセージとして、また「火薬は戦争のためではなく、平和のために使われるもの」という信念を世界に伝えるため、花火を平和の象徴として打ち上げる。
 毎年「これぞ大曲の花火!」と地元のみならず、全国から訪れる観客を魅了してやまない大会提供花火。今年のテーマは「暁光」(午後8時45分頃打ち上げ予定)。「これまでも幾多の困難が立ちはだかるたびに、先人達は知恵を絞り、力を合わせ共に助け合うことで試練を乗り越えてきた。心を一つに支えあい明るい未来を信じて歩みを進めれば、夜明けは必ずやって来る。暁の光が差し込むときはすぐそこに来ている」という希望のメッセージを込めている。
 主催者の大曲商工会議所、大仙市は3年ぶりの開催に力が入る。
 競技は午後5時20分からの「昼花火の部」に始まり、7時05分から「夜花火の部」がスタートする。
 競技の合間には特別プログラムとして前回大会の第93回大会で内閣総理大臣賞を受賞した野村花火工業(茨城県)が「月明かりの下で」と題して打ち上げる。  また夜花火の前には大曲農業高校の創立130周年記念花火、オープニングでは恒例のナイアガラ付スペシャルスターマイン、競技の合間にもスペシャルスターマインを打ち上げる。


※写真は
2019年撮影


詳しくは2022年8月25日(木)花火号をご覧下さい。
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