2022年9月20日号
整備と活用を考える
払田柵跡環境整備40周年記念シンポ

photo  1931年に秋田県で初めて国の史跡に指定された払田柵跡。その環境整備が82年から始められ今年で40年を迎えることを記念したシンポジウムがこのほど、大曲市民会館・小ホールで開催され、約200人が来場した。
 主催者を代表して老松博行市長は「本シンポジウムは払田柵跡の環境整備が今年で40周年を迎えるにあたり史跡の整備と活用の在り方をみんなで考え、更なる発展を期して開催した」と述べ、これまでの旧仙北町と大仙市の払田柵跡の環境整備の取り組みについてスクリーンを使い紹介した。
 シンポジウムは2部構成。第1部は「史跡の整備と活用」がテーマ。基調講演では、富山大学名誉教授の黒崎直さんが「史跡の整備と活用を考える―払田柵跡整備の40年を振り返りつつ―」と題して行った。
 黒崎さんは「史跡が個々に持つ重要性・魅力を整理、把握し、それを伝えるための整備、活用方針を策定し実行することが重要」と述べた。
 また「現代人が遺跡に求めるものはアイデンティティと癒しと教養向上。そして人と人、心と心の交流・結びつきを育めれば良い。施設偏重から企画・運営の重視に変わってきている。また歴史的文化遺産群の共生についても今後大いに議論する必要がある」と話した。
 その後のパネルディスカッションでは、黒崎さん、文化庁文化財第二課主任文化財調査官の市原富士夫さん、大仙市観光文化スポーツ部観光推進専門官の奥田珠水さんがパネラー、県教育庁生涯学習課文化財保護室副主幹の五十嵐一治さんがコーディネーターとなり行った。
 第2部のテーマは「払田柵跡の探求」。近畿大学文芸学部教授で払田柵跡環境整備審議委員の鈴木拓也さんが「払田柵跡と雄勝城」と題して基調講演した。パネラーは鈴木さん、東北学院大学文学部教授の永田英明さん、払田柵跡環境整備審議委員で雄勝城・駅家研究代表の高橋学さんの3人がパネラーを、県教育庁払田柵跡調査事務所の谷地薫文化財主査がコーディネーターを務めた。  シンポジウムの様子は、ユーチューブの「大仙市役所文化財課」のチャンネルで見ることが出来る。



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※写真は
あいさつする老松市長
基調講演する黒崎さん


詳しくは2022年9月20日(火)号をご覧下さい。
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