2022年11月8日号
延べ91万人が集う
第145回秋田県種苗交換会盛会のうちに閉幕

photo  第145回秋田県種苗交換会が4日閉幕した。同日、大曲市民会館・大ホールで開かれた褒賞授与並びに閉会式には300人あまりが出席。来年の開催地は潟上市に決定した。
 今回の種苗交換会には、昨年より134点多い1350点が出品された。出品物の内訳は水稲38点、畑作物および工芸作物179点、果樹173点、野菜524点、花卉262点、農林園芸加工品79点、畜産品および飼料28点、林産品67点。農林水産大臣賞には8点が選ばれた。
 式典で、主催したJA秋田中央会の斉藤一志会頭は「生産者の皆様のたゆまぬ努力により、品質の高い農産物が多数出品された。安全、安心で高品質の農産物を消費者に安定的に届けるという強い使命感に深く敬意を表したい。貧困と格差の拡大、気象変動やコロナ禍に伴う世界的供給網の混乱など、様々な要因が混合的に進行し深刻な状態となっているが、この難局をも好機と捉え、国民の合意形成のもと、食料安全保障の確立に向けた国内農業振興を推し進めるべく取り組む所存。交換会で得られた成果を生かし、本県農業の未来に貢献し続けたい」と式辞を述べた。
 審査報告では、佐藤孝夫審査長が「不安定な気象や災害など農作物には厳しい状況の年だったが、出品された1350点は生産者の努力がうかがえる高品質の物がそろっていた。開催地の仙北地域からは大豆、野菜、花卉の出品が多く、地元の熱意を強く感じた。本県の食糧供給基地として、安全、安心で高品質の農畜産物を消費者に届けられるよう、生産者の皆さんの技術向上のさらなる努力と、その高い技術を次世代に伝えてもらえるようお願いしたい」と語った。
 褒賞授与では農業功労者表彰のほか、賞状並びに賞品の授与、顕彰状贈呈や永年勤続審査員表彰が行われた。
 受賞者を代表して、トマト「りんか409」で農林水産大臣賞に輝いた大仙市の細谷雅春さん(64)が「離農者の増加や高齢化に伴う担い手不足、肥料・資材の高騰など、地域の農業の存続すら危うい危機的な課題に直面しているが、我々生産者は安全、安心で良質な農産物を消費者に安定的に供給することが先務。消費者との信頼の確立と相互理解の維持に努め、持続可能な農業の実現と秋田県農業のさらなる振興と発展のため邁進していく」と答辞を述べた。
 閉会式に先立って行われた秋田県産米品評会褒賞授与式では、佐藤一也さん(仙北市)のサキホコレなど7点が最優秀賞に輝いた。
 同品評会の受賞者は次の通り。敬称略。
最優秀賞
【水稲うるち玄米】
 ▽サキホコレ=佐藤一也(仙北市)▽あきたこまち=佐々木勇治(大仙市)▽つぶぞろい=(農)赤田ファーム(由利本荘市)▽ひとめぼれ=進藤宏三(大仙市)▽ひとめぼれ=平澤喜代美(三種町)▽サキホコレ=(農)一徹農産(美郷町)
【醸造用玄米】
 ▽秋田酒こまち=岩村力男(湯沢市)
優秀賞
【水稲うるち玄米】
 ▽サキホコレ=泣iカジマ農場(横手市)▽あきたこまち=高橋亨(大館市)▽ひとめぼれ=佐藤勉(由利本荘市)▽秋のきらめき=畠山克久(鹿角市)▽あきたこまち=佐藤正次郎(東成瀬村)▽あきたこまち=奈良延浩(小坂町)▽サキホコレ=佐々木誠綱(羽後町)▽あきたこまち=真坂和都(由利本荘市)▽ひとめぼれ=齋藤和寛(にかほ市)
 第145回秋田県種苗交換会には7日間延べ91万人が集い盛会だった。

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※写真は
斉藤会頭の式辞
受賞者代表で答辞を述べる細谷さん
農業功労者表彰
県産米品評会で最優秀賞並びに農林水産省農産局長賞に輝いた佐藤さん
賞状並びに賞品授与


詳しくは2022年11月8日(火)号をご覧下さい。
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