2022年11月19日号
青りんごのような香り
出羽鶴で初しぼり

photo  大仙市南外の出羽鶴酒造で16日、初冬を告げる風物詩ともいわれる「初しぼり」が行われ、酒造りシーズンがスタートした。この日しぼられた新酒は「出羽鶴 純米新酒生 新米初しぼり」として今月24日から県内外の酒販売店に並ぶ。
 今年で3造り目を迎えた杜氏の佐々木亮博さん(50)=湯沢市=をはじめとする頭や麹屋などと呼ばれる蔵人14人が15日に蔵入り。26日から仕込みに取り掛かった。
 初しぼりの原料米には県産の新米「ぎんさん」を使用。精米特性に優れており、アミノ酸が少なく後味がきれいに仕上がるのが特徴。しぼりたてをすぐに瓶詰する手法を用いることで、新酒らしいはつらつとした風味とのど越しに微炭酸のさわやかさが感じられる。
 初しぼりは槽場と呼ばれる作業室にある圧搾機でしぼられた。タンクの中には青みがかった緑っぽい色の新酒が勢い良くしぼり出された。新酒は別室へ運ばれ機械で次々と瓶詰めされた。
 瓶詰めした新酒は同市戸地谷の秋田清酒でラベル貼りと箱詰めを行い、24日から市場に出荷される。
 新酒の出来について佐々木さんは「青りんごのようなさわやかな香りとシュワシュワするしぼりたてのガス感がある。若干の渋みと酸味で後味にしまりがある。あまり甘くないので鍋料理や刺身などに合いそう」と話す。
 この日は新酒の完成を知らせる杉玉の付け替えも行われた。
 初しぼりの製造数量は1・8gが1000本、720_が4000本。小売り価格は1・8gが税込み2640円、720_は同1320円。
 問い合わせは、秋田清酒(電話0187・63・1224)。
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※写真は
味やにおいを確認する佐々木さん
しぼり出される新酒
杉玉を取り替える



詳しくは2022年11月19日(土)号をご覧下さい。
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