2023年7月11日号 |
共同企業体を表彰
大仙市優良建設工事表彰
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大仙市が発注した建設工事で他の模範となる良好な施工成績を収めた請負業者と担当技術者を表彰する優良建設工事表彰が3日、フォーシーズンで行われた。昨年度に施行された44件の成績評定対象工事の中から推薦された1件を審査し、優良建設工事業者として表彰した。
優良建設工事は、「予定価格が700万円以上」、「工事成績評定点が81点以上」、「現場安全パトロールの結果が良好であること」の全てに該当していること。総合評価落札方式で加点評価した。
表彰を受けたのは、仙北健康広場テニスコート増設事業舗装工事を請け負った秋田振興・大曲舗装特定建設工事共同企業体。秋田振興建設の小原吾朗代表取締役と管理技術者の竹村和也さん、大曲舗装の三浦正夫代表取締役と主任技術者の佐藤猛さんを表彰した。
表彰式で老松博行市長は「建設業は地域の雇用を守るとともに市民の暮らしの土台を作り地域社会を支える基幹産業。本市建設業の発展、ひいては大仙市の発展のため必要となる施策を積極的に行っていきたい。今回の表彰が受賞者の励みになるとともに他の施工業者の模範となり、業界全体の発展に繋がることを期待している」と式辞を述べた。
受賞者を代表して竹村さんは「この受賞の感激を深く心に刻み、明るい地域社会の形成とより良い社会基盤整備のため一層の安全性の向上と技術の研鑽を積む覚悟でいる。さらなる大仙市発展のため貢献することを誓う」と謝辞を述べた。
1特定建設工事共同企業体の表彰理由は次の通り。
▽仙北健康広場テニスコート増設事業舗装工事=仙北健康広場テニスコートの人工芝舗装工事。施行に当たりICT施現場端末アプリを使用して設計データを3次元化し、位置出しやレベル調整において作業の効率化を図るとともに高い精度の施工管理を実現。工事車両無音誘導システムを設置して誘導時の事故防止と騒音対策に努め、現場における安全・環境面の向上を図った。工事期間中は、公園利用者の仮設器具庫及び仮設トイレ等を設置し、周辺施設を安全かつ快適に利用できるよう配慮を行った。現場及び施工管理資料は適切であり、出来形・品質ともに丁寧かつ優良な工事。
※写真は
表彰を受ける受賞者
謝辞を述べる竹村さん
あいさつをする老松市長
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