2023年7月15日号 |
光と音が競演
第40回協和七夕花火
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第40回協和七夕花火が8日、大仙市協和船岡字上津野地内で開催され、夏の夜空に色とりどりの花火約1800発が打ち上がり、観客を魅了した。
住民有志でつくる実行委員会(佐川松雄実行委員長)の主催。開会を前に佐川実行委員長は「今年は記念すべき第40回を開催するにあたり、多くの人たちから支援、協賛頂きありがとうございます。この花火を通じて地域の活性化に取り組んでおり、『子どもに夢を、誇れる郷土を、地域に活力を』をスローガンにしている。夏の夜空に繰り広げられる光と音の競演を存分に楽しんでもらいたい」とあいさつした。
プログラムは「特大スターマイン・10号玉4連打『開幕!希望の光』」、「8号玉2連打『彦星と織姫、ふたりの願い』」など。フィナーレでは「特別企画ワイドスターマインファイナルステージ『見上げる希望の光に願いを込めて』」が打ち上げられた。
また花火大会の合間には4年ぶりとなる第9回全国女流花火作家競技大会も行われた。全国から選び抜かれた女性花火作家12人が出場した。
出品タイトルは俳句となっているのが特徴。「5・7・5」になぞらえ打ち上げ花火も3号玉5発、4号玉7発、5号玉5発の計17発で女性らしい趣向を凝らした作品が打ち上がり観客を魅了した。
地元の60代男性は「地元だし、ゆったりと見ることが出来る最高の花火大会。今回も大満足のプログラムでした」と話した。
全国女流花火作家競技大会の審査結果は次の通り。
▽優勝=齋藤夏樹(響屋大曲煙火)「届くかな さくらんぼ狩りで かたぐるま」
▽準優勝=摂津万希子(小松煙火工業)「妖の 荒ぶ世空に 慈雨の花」
▽3位=松井のの子(伊那火工堀内煙火店)「眠る山 オオカミの目は 月光」
※写真は
フィナーレスターマイン
次々と打ち上がる
優勝した齋藤さんの作品
色鮮やかに
盛大に打ち上がる
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