2023年9月12日号 |
やりがい感じた
中学生が職場体験
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中仙中学校の2年生2人が6、7日の2日間、塗装をメインにする大仙市長野の株式会社ナカセンで職場体験を行った。7日は、建物の外壁の塗り替え作業を体験しながら職人の技を学んだ。
建物は木造2階建てで築約30年。これまで10年に1回、外壁の塗り替えを行っており今回で3回目。
始めに同社の鈴木喜亮会長と秋山勇一さんから水性塗料の希釈や攪拌作業の説明を受けた。その後、コンクリートなどに塗料が付着しないように養生作業を行った。
ヘルメットを着用した生徒は、足場に上がり命綱で安全を確保した。ローラーを持ち、水性塗料を外壁に下塗りを2回、上塗りを1回行った。
職人から塗料を塗る際のポイントとして「ローラーで塗る位置の真ん中から上半分、下半分、さらに上へ。そうすると、ムラがなく綺麗に仕上がる」とアドバイスを受けた。初めての作業でドキドキしていた様子だったが、次第に緊張がほぐれスムーズに作業が進んでいた。
職場体験した佐藤健太さん(14)と谷内佑昊さん(14)は「スプレー塗装の経験はあったが、ローラーを使った塗装作業は初めてだったので楽しかった。細い隙間に塗るのは難しかった。建物が大きかったのでやりがいを感じた」と話した。
※この記事は職場体験で弊社を訪れた大曲西中学校の2年生3人が実際に取材してまとめた記事です。(4面に関連記事)
※写真は
事前準備の様子
塗装作業を体験する中学生
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