2023年10月14日号 |
熱気球や花火楽しむ
四ツ屋まつり
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四ツ屋地区コミュニティ会議「四ツ屋まつり実行委員会」主催の第14回「四ツ屋まつり」が8日、四ツ屋小学校駐車場で開催された。名物の花火灯籠や公民館利用者らの作品展示、花火の打ち上げが行われ、多くの地元住民でにぎわった。
長年住民に親しまれ、同まつりの会場ともなってきた旧四ツ屋公民館は、老朽化のため建て替え工事が進められており、新公民館は来年9月下旬にグランドオープン予定のため、今年の同まつりは四ツ屋小学校に会場を移しての開催となった。
駐車場で行われたステージ発表には、四ツ屋小学校器楽部と大曲中学校吹奏楽部の部員が登場。合同で迫力あふれる演奏を披露したほか、四ツ屋こども園の年長組の園児らが「とんぼのめがね」など2曲を歌い、元気いっぱいのダンスを繰り広げた。
グラウンドでは、熱気球の搭乗体験も行われた。ロープで地上につながれた熱気球は、上空約20bまで上昇。4〜5人で乗り込んで空中遊泳を楽しむ同体験には、大勢の親子連れや子ども達が列を作った。カラフルな気球に乗り込んで空へ旅立った参加者は「わあー、高ーい」、「すごいよー!」などと歓声を上げた。
母親と熱気球に乗り込んだ、大曲地域のわたなべからんちゃん(4)は「気球の中の燃えてるとこが怖かった。景色が見えたのは楽しかった」と笑顔を見せた。
旧公民館南側に新築した新公民館内には、公民館利用者のパッチワーク作品、押し花、書道作品を展示。日頃の活動成果を発表した。
夕方5時半、花火灯籠に明かりが灯されると「おまつり広場」がスタート。ヒップホップダンスやよさこいの演舞が披露され、会場は盛り上がった。来場者は、ライトアップされた5基の花火灯籠の幻想的な光に照らされながら、家族や友人と飲食を楽しんだ。
まつりのフィナーレを飾る花火では、地元の響屋大曲煙火株式会社(齋藤健太郎代表取締役)がワイドスターマインを打ち上げた。来場者はグラウンドに移動して花火を堪能。夜空を彩る約500発の花火に歓声を上げた。
同まつり実行委員会会長を務める齋藤社長は、終わりのあいさつで「来年は四ツ屋小学校創立150周年、四ツ屋まつりは15周年を迎え、新公民館もグランドオープンするなど、三つのおめでたいことが重なる。地域の皆さんの協力を得ながら盛大にまつりを開催したい。ぜひ来年も四ツ屋まつりに足を運んでほしい」と述べた。
※写真は
会場を照らす花火灯籠
四ツ小器楽部と曲中吹奏楽部の合同演奏
熱気球の搭乗体験
ステージ発表を楽しむ人達
四ツ屋こども園の遊戯
パッチワーク作品などが並ぶ展示会場
ワイドスターマイン
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