2023年10月26日号
4年ぶりに通常開催
大仙市の秋の稔フェア

photo  大仙市の秋の稔りフェアが21日と22日の2日間、大曲ヒカリオと花火通り商店街で開催された。農産物や加工品などが一堂に集まり、多くの来場者が雨の中、地元産の新鮮な野菜などを買い求めた。
 秋の稔りフェアは、市や農商工団体でつくるフェア推進協議会などの主催で17回目。コロナ禍で2020年は軽トラ市のみとし、21、22年は中止。今年は4年ぶりの通常開催となった。
 開会式では老松博行市長が「夏から秋にかけての高温により農作物に被害が出ている。特に稲は一等米の比率がJA秋田おばこ管内で2%前後という発表もあり物価高で経営が厳しい中でさらに収入が減る。大仙市もしっかりと対策を取っていきたい」とあいさつ。イルミネーション花火が打ち上がった。
 車両通行止めにした花火通り商店街では、軽トラックの荷台を使った「軽トラ市」が開催された。市内の生産者団体などが22台をずらりと並べ、農産物や加工品などを販売した。
 JA秋田おばこ大仙市中央エリア女性部による、うまいもの食堂では、サキホコレの新米おにぎりやいものこ汁などのこだわりの地場産食材を使ったメニューが用意され、多くの人で賑わった。
 大曲ヒカリオイベント広場特設ステージでは、大仙市の未来を明るく照らす若者と子ども達による「ヒカリオ☆ミライステージ」を開催。郷土芸能ステージ、お笑いステージ、ダンスステージなどがあり、会場を盛り上げた。
 健康福祉会館では、大曲高校や大曲農業高校太田分校の生徒が菓子や野菜を販売。多くの人が買い求めていた。
 神岡地域から来たという50代男性は「生憎の雨模様で肌寒く残念だったが、それを吹き飛ばすくらいブースを構えた人たちの元気が凄かった。みんなで秋の豊作を祝えて嬉しい」と話した。

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※写真は
イルミネーション花火が打ち上がる
盛り上がったダンス
軽トラの荷台で野菜などを販売した軽トラ市
若者が次々と登壇したミライステージ
高校生によるお菓子の販売


詳しくは2023年10月26日(木)号をご覧下さい。
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