2023年11月4日号
ハロウィンテーマに
フラワーアレンジメント

photo  県立農業科学館のサン・アグリンゼミナール「フラワーアレンジメント〜季節の切り花を生ける」が10月29日、同館やすらぎホールで開催された。市民18人が参加し、ハロウィンをテーマにしたフラワーアレンジメントに挑戦した。
 講師は栗林生花店代表の栗林登さん。用意した花材はダリアとアルストロメリア。それにカボチャのおばけやコウモリ、モール飾りなどのオーナメントも使った。ダリアは農業科学館が提供した。
 用意された器はコップに吸水スポンジを入れたもの。参加者は1本目のダリアを真ん中よりもやや後方に立て、そのダリアを囲うようにアルストロメリアを挿した。栗林さんからは「スポンジの中心点であるメカニカルフォーカルポイントに向かって挿すのがコツ」などアドバイスを受けながら自由に挑戦した。
 ハロウィンは、もとは古代ケルト人の祭りサウィンが起源といわれている。ケルト暦では10月31日が冬の始まりの前日に当たり、夏と冬の境目で、現世と来世の境界が曖昧になるため、死者の魂が戻ってくると考えられていた。こうしたハロウィンの起源について紹介しながら栗林さんは「渦巻き文様は、ケルトを代表する文様の一つ」などと説明。モールを丸めて渦巻き文様を作った。
 最後にオーナメントを飾りつけ完成させた。完成後は抹茶とお菓子が振舞われ、参加者は交流を深めながら雑談を楽しんだ。
 高梨小学校4年の後藤陽奈さん(9)は「モールを丸めるのが難しかったけど上手に出来た。(オーナメントを)直接花につける工夫をしてみた」と話した。母親の聡子さん(45)は「小さいときから本物の花に触ることで、きれいだなという気持ちが芽生える。美しいものに触ることが出来るのは良いことなので大切にしていきたい」と話した。

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※写真は
自由に取り組む参加者
ハロウィンをテーマにした作品
親子で楽しみながら


詳しくは2023年11月4日(土)号をご覧下さい。
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