2023年11月16日号
練習の成果を発揮
SON・秋田夏季地区大会in大仙

photo  スペシャルオリンピックス日本・秋田(SON)の「SON・秋田夏季地区大会in大仙」が11日、大曲体育館で開催された。これまで毎月取り組んできたスポーツプログラムの成果を発表する1年の集大成の場で、22人のアスリートが競技に臨んだ。
 スペシャルオリンピックスは、知的障がいのある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供している国際的な組織。秋田地区には大仙、秋田、湯沢の3支部がある。今回の地区大会は特定非営利活動法人スペシャルオリンピックス日本・秋田大仙支部実行委員会が主管した。
 開会式では大仙支部の樫尾正義支部長が「新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの待ちに待った地区大会。笑顔で喜んでいる姿を見られて嬉しく思っている。日ごろの練習の成果を十分に発揮できるように頑張ってください」とあいさつ。アスリートを代表して3人が「私達は精一杯力を出して勝利を目指す。たとえ勝てなくても、頑張る勇気を与えてください」と宣誓した。
 アスリートが臨んだのはフライングディスクと卓球、バスケットボールの3種目。
 フライングディスクは1人10投で、5bの距離からディスクを投じ、輪の中を何回くぐらせることができるかに挑戦した。
 卓球では、30秒間ボールを手でトスしたり、ラケットで5回送球しフォアやバックで返球できるかなどを競った。
 バスケットボールでは、10bのドリブルのスピードや決められたスポットからシュートしてゴールを決めたり、バッグボードに当てられるかなどの種目に取り組んだ。
 取り組んできた成果が十分に発揮された場面では、仲間達と一緒に喜び笑顔になる姿も見られた。
 樫尾大仙支部長は「スポーツだけではなく人との輪もねらいとしてある。スポーツを通じて人間形成をしてもらいたい」と話した。

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※写真は
宣誓するアスリート
ドリブルのスピードを競う
上手にシュート
上手に輪を通す
ラケットでボールを返球
嬉しそうにメダルを手にするアスリート


詳しくは2023年11月16日(木)号をご覧下さい。
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