2023年11月18日号
51人が協力
大曲LCと献血センターによる献血

photo  大曲ライオンズクラブ(石川肇会長)と県赤十字献血センターによる献血が9日、大曲ヒカリオイベント広場で行われた。会員や会員企業の従業員、それに市民が協力した。
 健康な人が輸血を必要とする患者のために、自分の血液を無償で提供する献血。人間の生命を維持するため欠かすことの出来ない血液は、人工的につくることができないほか、生きた細胞のため長期間の保存ができないことから、必要な血液を十分に確保するためには、絶えず誰かの血液が必要となる。
 大曲ライオンズクラブGST委員会(遠田博士委員長)は、社会奉仕事業の一環で毎年献血に協力しているほか、毎月第3日曜日にイオンモール大曲で行われている献血のPR活動に積極的に取り組んでいる。
 この日は52人が受付を済ませ、51人が献血バスでの診察や血液検査を経て献血に臨んだ。
 県赤十字献血センターによると、4月から10月の累計で県全体の目標2万374人に対し実績は2万1074人で達成率は103・4%。大仙保健所の目標は1409人で実績は1426人、達成率は101・2%となっている。
 同センターでは「大仙市は人口が分散しており、なかなか目標を達成するのが難しい地域だが、ライオンズクラブのおかげでたくさんの人から協力をいただけて感謝している」とコメント。石川会長は「冬にかけて輸血血液が少なくなる。特に若い人には献血に協力してもらいたい」と話した。
 献血に協力した40代男性は「輸血を必要としている人のために少しでも協力できればと思い、毎回献血している。献血をする人が増えてくれると嬉しい」と語った。

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※写真は
献血前に血圧測定などをする
献血に臨む


詳しくは2023年11月18日(土)号をご覧下さい。
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